川面に映っていた三日月が消えるということは、夜から朝になったということですね。

まるでお母さんに絵本を読んでもらった子供みたいな気分になります。

絵本の世界では朝を迎えますが、絵本を読んでもらった子供はぐっすり眠ることができそうです。

夢の中でも砂漠の川や三日月が出てきたり、子守歌が聴こえてきたりするかもしれません。

絵本の読み聞かせみたい……という意味でも、子供の成長を見守る母親の温もりを感じます。

さらに「名前」を含むサビが繰り返されることで、命の尊さを実感することができるでしょう。

詩的な美しい表現と母性にあふれた歌詞でした。

深読みしてみた

美しい世界に浸っていたいところですが、もう少し深読みしてみます。

消える、こぼれる、所有できない……といった意味の歌詞が多かったところが気になりました。

さらに、子育ては童話みたいに美しいことばかりではない……という現実的な見方もあります。

詩的で美しいということは、裏を返すと生々しい現実感がないことになるでしょう。

出産や子育ては、女性にとって非常にデリケートなテーマです。

実際にお母さんであることと母性は、まったく同じではありません。

出産経験のない女性や男性でも、母性にあふれた人は存在するでしょう。

あるいは母なる大地とか母なる地球など、大いなる自然に対して母性を感じることもあります。

大きく包み込むような優しさであれば、私たちは母性と呼ぶわけです。

むしろ実際のお母さんは現実味がありすぎて、逆に母性を感じにくい可能性もあります。

あるいは実際のお母さんにしても、母性のような安らぎを求めているかもしれません。

土岐麻子さんの「名前」には、幅広い意味での母性が描かれていると解釈できそうです。

作詞やゲストなど参加作品も多数あり

土岐麻子「名前」の歌詞の意味を紐解く…!“名前”の大切さを考えさせられる!詩的で美しい世界に感動の画像

ポスト渋谷系バンドCymbals(シンバルズ)のボーカルとして活動していた土岐麻子さん。

2004年の解散後にソロとなりましたが、バンド時代から作詞やゲストなど多数の参加があります。

くるり/さよならリグレット

くるり20枚目のシングル「さよならリグレット」ではコーラスとしてゲスト参加されています。

Negicco「矛盾、はじめました。」の作詞も担当

Negicco/矛盾、はじめました。

Negicco(ねぎっこ)20枚目のシングル「矛盾、はじめました。」の作詞も担当されています。

タイトルからして既にインパクトがありますね。作曲はさかいゆうさん。

極上のポップミュージックに仕上がっているところがお見事です。

Negiccoのプロフはこちら♪

他にも小西康陽さんや田島貴男さんなど、楽曲提供者が豪華なことで知られるアイドルNegicco。

チェックしてなかった……という人は、こちらのプロフ記事でご確認くださいませ♪

新潟出身のご当地アイドルNegiccoについて、メンバーの名前、年齢など、詳しいプロフィールをご紹介します!代表曲もいくつかご紹介!

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