主人公は、皆の未来を守りたいと立ち上がったはずでした。
しかし、実際に戦ってみてネガティブな感情になっている様子です。
ヒーローであるはずの主人公ですが、誰かに助けを求めています。
主人公にも手を差し伸べてくれるヒーローが必要なのかもしれません。
そんな自分は、幼稚だと考えている主人公。
しかしいくら強がっても、1人では上手くいかないでしょう。
2人なら
誰かの手を握ろうとして
掴んだ不安の種
一人でいた君と僕が
出会ったそのワケを 今知りたい
出典: インパーフェクト/作詞:大石昌良 作曲:大石昌良
1人では、自分の弱さばかりを気にしていた主人公。
しかし、君と出会ったことで状況が変わっていきます。
君と僕は出会った理由は、主人公が前向きに戦うためではないかと考察できます。
君は、共に闘う仲間のヒーローだと解釈可能です。
恐らく君の方も、無敵の存在というわけではなさそうです。
しかし、1人ではできなかったことも、2人で力を合わせればできるのでしょう。
ただしこの部分では、主人公は君のことを完全に信頼していない様子です。
役に立つ相棒程度にしか考えていないのかもしれません。
しかし、2人が出会った奇跡については考える素振りを見せています。
主人公と君の関係性が今後変わっていくのではないかと予想できる歌詞です。
共闘
君の存在が大きくなる
立ち上がれ
世界の憂鬱をひっくり返すのは僕ら次第さ
悲しみも弱さも 君からこぼれたすべて
手を差し伸べたい
出典: インパーフェクト/作詞:大石昌良 作曲:大石昌良
主人公は、君という大切な存在ができて敵と戦う覚悟が付いたと解釈できます。
君がいるから、ヒーローとして戦えるのでしょう。
ただ主人公も君も完璧なヒーローではありません。
君は戦いの中で、ネガティブな感情になることもある人物の様子です。
自分の小ささを気にしていた主人公ですが、君を助けたいという気持ちが芽生えてきました。
主人公が人間やヒーローとして大きく成長したと感じられます。
必要な君
さあ はじめよう
僕らの未来を勝ち取るために
今 君が必要なんだよ
出典: インパーフェクト/作詞:大石昌良 作曲:大石昌良
先ほどの歌詞と似ていますが、3行目に君が登場しました。
主人公の活躍には、君の存在が不可欠です。
オープニングになったアニメSSSS.DYNAZENONでは、4人が力を合わせてロボットを動かします。
君は1人ではなく、複数人である可能性も高いと考察できます。
君は仲間だといいかえることもできると感じます。
またアニメのストーリーの内容から、僕にとっての恋人と解釈することも可能です。
いずれにしても、存在なくして幸せな葉頼は訪れません。
君という存在が、主人公の中でとても大きくなっていると考察できます。
仲間意識
全員の問題
所詮は他人事と
都合よく片付けないでよ
これは僕らのエマージェンシー
出典: インパーフェクト/作詞:大石昌良 作曲:大石昌良
1行目から2行目は、将来を脅かす存在に対する周囲の考え方だと解釈できます。
仲間内でも、自分には関係ないことだと積極的になれない人もいるでしょう。
しかし、それぞれは自分の問題だと考えてほしいと主人公は訴えています。
主人公は、君の存在で強くなれました。
さらに仲間を増やそうとしているのではないかと考察できます。
皆が自分のことだと思えば、明るい未来を作る手助けになるでしょう。