声優アイドルの真骨頂
声優としての麻倉もも
アニメ「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」で”環いろは役”の麻倉もも。
映画、音楽活動、ラジオ、ナレーションなど幅広く活動しています。
その活躍ぶりは飛ぶ鳥を落とす勢いです。
スマホをタップするだけで、いつでもアニメや音楽をダウンロードできる時代。
ファンと声優アイドルとの距離もずっと近く感じられるようになりました。
アイドルとしてもすそ野を広げる麻倉もも。
2018年の秋は「パンプキン・ミート・パイ」を引っさげてアイドル活動です。
シンデレラって、どんなストーリー?
毒リンゴは登場しません
麻倉ももの「パンプキン・ミート・パイ」の歌詞にはシンデレラが友情出演します。
ここで、シンデレラのあらすじをサラッと復習しておきましょう。
中間テストには出ないので、安心してくださいね。
「美しさを妬(ねた)む魔女から毒リンゴを食べさせられて、王子様のキスで目覚める」
と思った方、それは白雪姫です。
もっとも魔女と王子様、美女というキーパーソンは同じですが。
では、シンデレラのあらすじです。
シンデレラは魔女の力で馬車とドレスを手にします。
素敵な王子様と出会うのですが、十二時の鐘が鳴ってしまい魔法が解けます。
時が経つのを忘れたシンデレラは慌てふためき、お城にガラスの靴を忘れます。
その後、王子様はガラスの靴の持ち主を王妃に迎えることを公言したのです。
やがて、家来たちはシンデレラの家に辿りつきます。
そこで、足を差し出すシンデレラ。
念願の人物を捜し当てた家来たちは大喜びです。
まもなく、シンデレラは王子様と結婚に至るのです。
絵に描いたようなハッピーエンドで幕を閉じます。
実は積極的な歌
攻めの恋
カボチャの馬車に乗って
迎えにゆくの
出典: パンプキン・ミート・パイ/作詞:近藤ひさし 作曲:近藤ひさし
シンデレラでも登場するカボチャの馬車。
「パンプキン・ミート・パイ」では冒頭からしゃしゃり出てきます。
おそらく、車か電車に喩えているのででしょう。
しかし、ポイントはそこではありません。
”迎えにゆくの”という歌詞です。
好きな人を自らの車でかっさらうぐらいの意志の強さがあります。
素敵なカボチャの馬車に閉じ込めて自分のモノにするくらいの独占欲です。
恋は盲目と言いますが、胸に秘めた想いを露呈させているのです。
この一文から”守り”の恋ではなく、”攻め”の恋であることが伺えます。
パンプキンミートパイができるまで
パンプキンミートパイの歌詞
オリーブオイル
玉ねぎ ひき肉を炒めて
愛情と一緒に詰め込んだ生地を
こんがりと焼いたら
出来上がり
出典: パンプキン・ミート・パイ/作詞:近藤ひさし 作曲:近藤ひさし
みなさんはパンプキンミートパイを作ったことがありますか?
日本では馴染みの薄いパンプキンミートパイ。
パイと言えば、アップルパイをパン屋さんで気まぐれ購入するぐらいです。
それぐらいパイを作るのには時間を要します。
それをたったの五行で完成させる手際の良さ。
その上、愛情まで注ぎ込んでいます。
驚愕(きょうがく)ですね。
普通ならオーブンで焼きあがるまでに三十分は必要です。
それを”こんがりと焼いたら”の一行で済ませています。
予熱はしたのでしょうか?
気になります。
ちなみに映画「魔女の宅急便」で出てくるのは”ニシンのパイ”です。
「あたし、このパイ嫌いなのよね」
のセリフで有名です。