【篠原涼子/恋しさと せつなさと 心強さと】まっすぐな思いを綴る歌詞！世界中で1人だけに伝えたい！

世界の混乱はある日突然だったようです。

学校も家族との日常も恋も、やりかけのまま世界を変える「何か」が起こりました。

彼女は「どこにでもいる普通の女の子」。

「先生ウザい」とか笑いながら授業受けたいし、コンビニ寄ってアイス食べながら帰りたい。

なんで私がこんなことに……。

状況に馴染めず彼女は戸惑います。泣きながら逃げて身を隠す日々が続いたのでしょう。

でもある日、目の前で戦いが起きます。恐らく彼女の友人か、親しい人が命を落としました。

ここで彼女は覚醒するのです。

前髪がちゃんとしているか、好きな人に可愛く見えてるかが最重要課題だった毎日。

もう、あの日々は戻ってこないんだ。

戦わなければ自分の「未来」が、それだけじゃなく「自分自身」が消えてしまう。

――そんなのはイヤだ！

大切な人を失くさないために、自分を失くさないためには戦うしかない。

悲しんでいる時間も泣いている時間も今はありません。

ただひたすら生き抜かなくちゃいけない。そんな世界に彼女はいるのです。

戦いは終焉(しゅうえん)を迎えました。

どうやら、彼女は生きています。

街の様相はすっかり変わり、大切な人ともはぐれて一人になってしまいました。

でも彼女の心にはずっと大切な人がいます。

探しても探しても、思い出の場所に行っても会えなくて。

学校や公園で偶然に再会したりして……。

そんな夢を見ながらいろんな場所をさまよいますが彼はどこにもいません。

戦いが終わったのに。もう気持ちを伝えたっていいでしょ。

あなたにだけは分かってほしい。私が何のために戦ってきたのか……！

彼女はずっと彼を探すのでしょう。

彼がいてくれたから強くなれた。生き抜いてこられた。ありがとう。

それより、何よりも伝えたいこと。

「あなたのことが大好きです……！」

そう言える日がいつか来ますようにと願ってやみません。

この歌のヒットの要因は、楽曲が良かったことはもちろんです。

加えて、一途な主人公の思いが篠原さんの「演じる力」でたくさんの人に届いたのでしょう。

この曲は篠原さんのアルバムにももちろん収録されています。

でも動画を見て「TKサウンド懐かしい……」って気持ちになっていませんか？

2018年6月に小室さんの名曲の中から100曲をセレクトした豪華アルバムが発売されています。

その名も「TETSUYA KOMURO ARCHIVES "K"」。

「T盤」「K盤」の2種類あり、それぞれ4枚組のボリュームです。

篠原さんは、「恋しさと せつなさと 心強さと」と「もっと もっと…」。

そしてアレンジを変えた「Lady Generation (Original Mix)」の3曲が「K盤」に収録。

80年代から現在の曲まで、TKサウンドを網羅(もうら)できるチャンスです！

冒頭のインパクトが強くメッセージ性も強いこの曲。

多くのアーティストがカバーをしています。

メンバーそれぞれの活動がありながらグループとしても飛躍中のAAA(トリプル・エー)。

間奏にAAAらしく、Rapの歌詞が入っていてカッコいい仕上がりです。

2011年に発売したシングル「ダイジナコト」（ジャケットC）に収録。

リリースは3タイプでこの曲のカバーが収録されているのは「ジャケットC」のみです。

購入の際はご注意くださいね。

篠原さんの後輩である東京パフォーマンスドール(TPD)もライブでこの曲を披露しました。

9人でのパフォーマンスは迫力がありますね。

メインのメンバーがごっそり卒業したことで、1996年には活動停止を余儀なくされたTPD。

メンバーを一新し、復活してきたのは2014年のことです。

アイドルグループは戦国時代を迎えていますが、この曲のように生き抜いてほしいです。

今回は1994年の篠原涼子さんのヒット曲を紹介しました。

この曲はカラオケでも盛り上がるので、スタートの1曲に選んでみてはいかがでしょうか。

篠原さんが女刑事・雪平夏見を演じたドラマ「アンフェア」のED曲。ドラマのED動画も掲載アリ。

雪平の娘・美央役はAKB48の主要メンバーになりつつある向井地美音さんだったんですよ。