『Alligator-Japanese ver.-』
日本での6枚目のシングルをリリースしたMONSTA X
2019年もBTS・セブチ・NCTなど活発なリリースを続ける韓国のボーイズ・グループ。
まさに群雄割拠の様相を見せているのがK-POP界の現状だといえるでしょう。
そんな中、今回ピックアップするのはヒップホップに特化したMONSTA Xです。
2019年6月12日に日本での6枚目となるシングル『Alligator-Japanese ver.-』をリリース。
遡ること1か月前の5月7日にデジタル先行配信されている楽曲です。
アルバム『WE ARE HERE』に収録されていた楽曲の日本語ver.
『Alligator-Japanese ver.-』は元々は2019年2月に韓国語ver.がリリースされています。
それが本国での3rdアルバム『WE ARE HERE』に収録されている楽曲です。
『Alligator』のMVは本稿執筆時にすでに2600万再生を記録しています。
さらに『WE ARE HERE』からの第2弾シングルの『Play It Cool feat.Steve Aoki』も絶好調のMONSTA X。
まさしく強者の集う韓国ボーイズ・グループの中でも頭ひとつ飛び出そうとしている瞬間が記録されています。
そこで今回は『Alligator-Japanese ver.-』の歌詞に注目!
楽曲に込められた彼らの魅力に迫ってみようと思います。
MVをチェック!
フルバージョンは初回盤同封のDVDで...

Alligator-Japanese ver.-(Short ver.)/MONSTA X
まずは2019年5月16日に公開されたShort ver.のMVをご覧ください。
シックな色調の中、ワイルドでセクシーなMONSTA Xの魅力が存分に込められた内容。
「アリ!アリ!アリゲイタッ!」とリフレインされるキャッチーなメロディ。
期待値を十二分に超える内容となっているのがお分かりになるかと思います。
フルバージョンのMVは6月発売の初回盤A&Bに同封のDVDでご覧いただくとして...。
まずは『Alligator-Japanese ver.-』の魅惑的な歌詞を最初から紐解いていきましょう。
『Alligator(ワニ)』のように危険な恋
「クロコダイル」ではなく「アリゲーター」な理由
Alli- alli-alligator
Alli- alli-alligator
Alli- alli-alligator
Alli- alli-alligator
出典: Alligator-Japanese ver.-/作詞:Andreas Öberg,Daniel Kim,Ryan Scott,IM,Jooheon,Kevin Charge,Seo Ji Eum,Stereo 14 作曲:Kevin Charge, Stereo14, Andreas Öberg, Drew Ryan Scott & Daniel Kim
まずは『Alligator』と名付けられた楽曲のテーマを探ってみましょう。
「アリゲーター」とはいわずと知れた「ワニ」のことです。
「ワニ」は「アリゲーター」と「クロコダイル」に大別されます。
この2つは意外と知られていないのかもしれませんが同じ「ワニ」でも種類が異なるのです。
主にアフリカ大陸に生息する「クロコダイル」はその獰猛性を顕示するように口を閉じても見える牙が特徴。
対して「アリゲーター」は口を閉じると牙は見えません。
しかしその凶暴さは皆さまが想像する通りです。
つまり「アリゲーター」のような牙を隠し持ち、狙った獲物は逃がさないという意味を込めているのです。
男女の恋の駆け引きを日本語で表現!
危険だよこの胸
わけもなく震えて
僕の好奇心が目覚める
Like oh
出典: Alligator-Japanese ver.-/作詞:Andreas Öberg,Daniel Kim,Ryan Scott,IM,Jooheon,Kevin Charge,Seo Ji Eum,Stereo 14 作曲:Kevin Charge, Stereo14, Andreas Öberg, Drew Ryan Scott & Daniel Kim
この獲物を狙うという表現を『Alligator』では男女の恋の駆け引きに例えているのです。
「クロコダイル」のようになりふり構わず獲物を狙うのではなく密かに狙いを定めるスナイパーのような恋愛。
そんな恋の駆け引きをMONSTA Xはどのように日本語で表現するのでしょう?
さっそく続く歌詞を見ていきましょう。