【家族 feat. KOHH/般若】実話を描いた衝撃作！二人の家族と生い立ちを描く歌詞の意味を解釈！

じいちゃんからKOHHへ真実が明かされます。「父親が亡くなった理由は実は事故ではない」と。

KOHHに衝撃が走ります！！どんな理由で父親は亡くなったのでしょうか。

KOHHの父親が死んだ理由は明かされなかったようです。じいちゃんはKOHHへの影響を考えて真実を隠したのかもしれません。

そして、ここでKOHHの父親が「黄達雄」＝「韓国人」ということが判明。KOHHという名前の由来が明かされました。

「KOHH」＝「黄」。

KOHHは父親のことを憎んでいますが、父親の名前を使っていくことを決心しました。非常に悩んだ上での決断だったでしょうね。

しかし、いくら恨んでいても般若と同じように「父親がいたからこそ自分がいる」という想いではないでしょうか。

ここから般若のパートです。

生まれてくる家族を人間は選べません。当たり前のことですが、こんな壮絶な家庭に生まれてきたら恨んだり、不満に思ったりすることは仕方ないとも思います。

しかし、その家族として生を受けたのならそこの家族で生きていくしかないのです。このリリックに般若とKOHHの凄まじい葛藤を感じますね。

最後は天国で酒を飲もうと父親にメッセージを送ります。

怒りと憎しみの果にたどり着いた「許し」を感じずにはいられません。

あなたは「家族 feat. KOHH」のリリックに何を感じましたか。

公式MVは作られていないのですが、YouTubeで「家族 feat. KOHH」を聴けます。この「憎しみ」と「許し」の世界を体感してみてくださいね。

ヒップホップはちょっとという方も、この切実な物語に心が震えるかもしれません。

般若とKOHHの壮絶な家族の物語はいかがだったでしょうか。とんでもない経験をしていてびっくりします。

過酷な人生の体験をリリックに込めていましたね。つらい経験でもリリックとして表現することで自分の中の膿を絞り出しているかのよう。

どんな経験でも無駄なことはないということでしょうね。悲惨な体験でもその経験が自分を作っているのです。

いいこと悪いことをすべて含めての経験でできているのが自分ですから。過去を肯定して生きる強さを般若とKOHHに感じました。