募る思いもアイスクリームのフレーバーに乗せています。

かわいらしさの中に、胸がきゅっと痛くなる切なさも感じます。

僕は君のことで頭がいっぱいだけど、君はどうなの?

そんな声が聞こえてきそうです。

溢れ出す愛

数え切れない程キスして
僕が持つ熱でとかしてく
何度も何度も味わった
大好きな君を独り占め
独り占め

出典: アイスクリーム/作詞:安田章大 錦戸亮 作曲:安田章大 錦戸亮

最後には思いが実を結びます。

大好きな人とのキスは、とろけるほど幸せです。

アイスクリームが溶けるように、君も僕の熱でとろけさせてあげる。

ずっと胸に閉じ込めてきた思いが成就した瞬間。

もう我慢しない。もう離さない。

だからこそ、大好きな君を何度も抱きしめます。

飾らないでいい君のままで
少し冷たいくらいで丁度いい
どれだけ過ごしても早く合いたい
あぁ今すぐに
アイスクリーム

アイスクリーム

I love you

出典: アイスクリーム/作詞:安田章大 錦戸亮 作曲:安田章大 錦戸亮

歌の終わりは、大好きな人にそのままでいてほしいと懇願しています。

時の流れや人に流されて、変わってしまわないように。

大好きな人がいつまでも一緒にいてくれるように。

その人はきっと少し冷たく、かわいい人ではないのでしょう。

そのままの君が好き

でもそれがいい。

子供の頃から一緒に過ごしてきたから。

その冷たさも、ふとした瞬間に見せる優しさも。

すべてひっくるめて、今の君が好きだから。

そんな幸せに包まれる歌詞です。

最後は直球の愛

最後はアイスクリームではなく、ちゃんと「好き」と伝えています。

長い月日を掛けて叶った念願の恋。

歌詞を見ているだけでも幸せになれる曲です。

アイスクリーム=大好きな人

「アイスクリーム」というタイトルですが、立派なラブソング

この歌では、アイスクリームを愛しい人に例えています。

ちょっと冷たいのがいい

アイスクリームは冷たくて、熱で溶けてしまいます。

大好きな「君」もちょっぴり冷たい女の子。

けれど、僕の熱で溶かしてあげる。

それくらい、大好きなのです。

そして、冷たいところも好き。そのままの彼女が大好きという、まさにベタ惚れ状態です。

幼なじみに寄せる思い

幼い頃から「君」のことが好きだった「僕」。

一緒に過ごしても、やがて別れの時はやってきます。

そのたびに寂しい思いをし、早く会いたいと願っていました。

きっと幼い頃の「僕」にとって「君」は、近くて遠い存在。

すぐそばにいるのに、思いを伝えられず、もどかしい思いをしてきたのでしょう。

遠い人から近い人へ

時を経て、2人とも成長しました。

長い間閉じ込めてきた思いを、「僕」は彼女にぶつけます。

その笑顔は優しかったのか、少し意地悪だったのでしょうか?

ちょっぴり冷たいけれど愛しい人。

そんな彼女との距離が縮んだことに、心の底から幸せを感じています。