ふと懐かしいメロディ 行き交う人の群に
立ち尽くした 何をしてるのだろう?
幼い頃描いた 果てしない夢のカケラ
守ってますか? 胸を張っていますか?
出典: Always/作詞:光永亮太 作曲:Sin
過ぎ行く日々の中で、大人になってしまった自分に疑問を感じています。
小さい頃に描いた自分と現在の自分との間に大きなギャップを感じ、途方に暮れている様子が描かれています。
君の書いた言葉が 突然 胸をよぎるよ
「未来は無限に広がる」
逢いたくて 泣き出しそう
出典: Always/作詞:光永亮太 作曲:Sin
そして、自分の心を支えていてくれたはずの言葉をふと思い出します。
まさに、ここに出てくる「未来は無限に広がる」という言葉は兄が掛けてくれた「見返そう」に通じる言葉ではないでしょうか。
1人ではどうにもできないことも、誰かの言葉や存在で力強く進んでいける。
そんな気持ちを強く感じます。
どれだけ精一杯 手を伸ばしてても
届かないものもあると 教えられたけど
「願いは誰でも ひとつは叶うよ
無理に答えを出しては 灯した火を消さないように」
出典: Always/作詞:光永亮太 作曲:Sin
そして、サビに入っていきます。
現実とのギャップを感じつつも、自分で未来を決め付けたり、見限ってしまうのはもったいないことです。
もちろん夢と現実との間には大きな壁もありますが、やはり叶うと信じ進んでいくことが大事ということをより感じるサビになっています。
思いがけず出逢った オフィス街駆け足で
照れ笑いした 何を話せばいいの?
出典: Always/作詞:光永亮太 作曲:Sin
そして、2番に入っていきます。
ここでは再び、大人になってしまった現実が描かれます。
さらに、ここでは自分以外の誰かが登場してきます。
逢いたかったなんて 絶対言わないんだ
ただ悔しくて それより嬉しくて
出典: Always/作詞:光永亮太 作曲:Sin
きっとその誰かは昔から知っている人で、久しぶりに会ったのでしょう。
会えたことは嬉しいけれど、悶々としている自分とオフィス街を駆け足で歩く誰かとを比べ、少し悔しい気持ちになっています。
しかし、最後には嬉しさの方が勝っていることからは、自分の無邪気さを感じます。
これは、子どもの頃の気持ちを忘れていない証拠ではないでしょうか。
いつまでこのまま こんな風にふたり
遠く映えるオレンジを 見つめられるだろう
無邪気な瞳と 変わらぬ強さを
やわらかな風の中で ずっと感じていられるように
出典: Always/作詞:光永亮太 作曲:Sin
そして、その無邪気さが描かれているのが2番のサビです。
子どもの頃の記憶を手繰りながら、さらに歳を取っていく自分を想像し、それでも無邪気な気持ちや夢を追うキラキラした気持ちを忘れずにいたいという願望を強く感じる歌詞になっています。
街の灯りが 消えてゆく空に
恋人たちは今 シュプールを描く
出典: Always/作詞:光永亮太 作曲:Sin
そして、Cメロでは大人の現実を描いてきたここまでに加えて、恋愛まで描かれていきます。
誰でもいつかは 幸せになれるよね
つないだ手を離さずに 笑顔忘れずに
願えば誰でも いつかまた飛べるよ
無理に答え出さないで 灯した火を消さないように
出典: Always/作詞:光永亮太 作曲:Sin
自分の夢を掴んだり、誰かと一生を添い遂げたり、幸せには色んな形が存在します。
最後は、そんな幸せの形から恋愛をピックアップしつつ、自分の思う幸せを掴んでいくような前向きな歌詞で締めくくられていきます。