実社会と重なり合うからこそ共感できる仮想世界
曲に盛り込まれた壮大な大河ドラマ観
アニメ「オーバーロード」のテーマ曲であるOxTのこの楽曲の歌詞には、厳しい実社会を生き抜くための色々な思いが盛り込まれています。
アニメの壮大な大河ドラマ観が表現されているので、この曲を歌う人は共感を覚え、感情を込めて歌い込むという人が多いのだとか。
かなりのアップテンポのアニソンということもあり、一見とっつきやすいそうにも思えますが、実はこの曲の歌詞にはものすごく深い意味が込められています。
実は、人生を生き抜くための深い意味があり、そのことに気付かずに、歌っている人も多いのかもしれません。
でも歌っているうちに、自然にこの楽曲の歌詞に共感し、歌詞が心に響き、心に揺さぶりをかけてくるくらい熱量のある楽曲です。
そして、この楽曲のスピード感がこの歌詞の重みを感じさせないほど早く、聴く人を巻き込んでいく勢いがあるとも言えます。
そんなスピード感と熱さのある曲なのです。
人生=War Story ?
アニメ「オーバーロード」自体は、仮想ワーストリー(戦記War Story)です。
どんな戦記物にも共通していますが、そこには敵や悪者が存在し、行く手を阻む壁になったりします。
その壁をどうのように乗り越えるかは、戦記の中の話だけでなく、この曲を歌う人たちの人生と重なり合うことも。
だからこそ心に響き、心が揺さぶられ、気持ちを込めて歌うことができるステキな楽曲なのです。
人生とは、ワーストリー(War Story)と似ているのかもしれません。
人々は、実社会の中で戦っていて、その戦いの中で安らぎを求めて生きていて、生き抜かなければならなかったりします。
人生がサバイバルになっている人がたくさんいるのです。
「オーバーロード」はどんなアニメ?
そもそも「オーバーロード」ってどんなアニメ?という方のために少しだけご紹介させていただきます。
「オーバーロード」は、仮想現実体験型オンラインゲームの”ユグドラシル”で起こっている出来事が展開していきます。
本来であれば、その日サービス終了を迎える予定だったオンラインゲーム。
でもログアウトせず、勝手に意思を持ち動き出すキャラクターたち。
ギルドごと異世界に飛んだらしいという噂です。
そして見た目骸骨の姿のその人は、最強の魔法使いだったのです。
ほら、アニメの内容が気になってきたんじゃありませんか?♬
時は2138年。一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム《ユグドラシル》はサービス終了を迎えようとしていた。プレイヤーであるモモンガも仲間と栄華を誇ったギルドで一人静かにその時を待っていた。しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。
現実世界ではゲーム好きの孤独で冴えない青年が、骸骨の姿をした最強の大魔法使いとなる!
出典: http://overlord-anime.com/_season1/story.html?st=0
不思議な登場人物たち
アインズ・ウール・ゴウン
「オーバーロード」には独特の世界観があります。
主な舞台はナザリック地下大墳墓。
その統治者であり、ギルド”アインズ・ウール・ゴウン”の長でもあるのが、アインズ・ウール・ゴウンその人です。
仮想世界DMMO-RPGがサービス終了となった時、骸骨の姿をしたアバターのまま異世界に転移してしまいます。
モモン
そのアインズが異世界での情報取集や資金調達を行うときの姿がモモンです。
巨大な二振りのバスタードソードと呼ばれる刀を装備しています。
アインズとモモンは同一人物なのですが、目的によってその姿を使い分けているのです。