EPタイトル「666」に込められた真の意味とは!?
西洋文化なくしてヒステリックパニックは語れない
日本人が数字の「4」や「9」を見ると「死」や「苦」をイメージすることがありますね。
同じようにヨーロッパやアメリカでも忌み嫌われる数字があります。
「13」と「666」です。
中世ヨーロッパでは、「13」は時計の針が”XII”までしかないことから未知の数字です。
未知ということから、わからない、不明、不気味、幽霊と連想されたのです。
手の指を全部使っても数えられない訳ですから、中世の人にとってみれば不可思議な数に思えたことでしょう。
666は何を象徴しているの?
ヒステリックパニックのEPタイトルにもなっている「666」にも意味があります。
それは悪魔の数字と呼ばれています。
666をきれいに配置し、図案化したデザインもあります。
象徴学(米1ドル札のピラミッドやワシントンD.Cのオベリスクの意味を研究)では有名な話です。
ヒステリックパニックを鑑賞する際は「666」は悪魔の数字という意味を頭の片隅に入れておくといいかもしれませんね。
ヒステリックパニックの醍醐味
華麗なギター捌き
華麗なエレキギターの指運びと効果的に刻まれる重厚なベース音。
これこそヒステリックパニックの魅力です。
洋楽のニルヴァーナやグリーンデイが好きな方は、ヒステリックパニックもすんなり受け入れられるでしょう。
口ずさみやすい歌詞
ヒステリックパニックの曲は覚えやすく、サビの歌いやすさにも特徴があります。
ヒット曲というのは往々にして子供でも歌いやすいものです。
MVを見終わった後に口ずさんでしまうような曲が流行するのです。
そして、ラジオでも歌いやすい曲は繰り返し流されます。
楽器演奏や歌もさることながら、覚えやすい歌詞やリズムがヒステリックパニックの長所です。
人によっては、サビ以外は何を歌っているのか、聞き取れないこともあるでしょう。
しかしながら、サビがとても覚えやすいので、お風呂の中でも口ずさんでしまいます!
そうした気軽さがヒステリックパニックにはあるのです。
ウサギとヒステリックパニック
ウサギは意外と捕まえやすい!?
アイヌ民族は真っ白な雪原にいるウサギの耳を簡単に見つけることができます。
ウサギの耳の先端は黒いのですぐにわかるのです。
そして、一面の銀世界にできた偶然のくぼみにウサギは隠れているのです。耳だけを出して。
木で作ったアイヌ特製のブーメランを耳の奥をかすめるように投げるとウサギは鳥と勘違いし、身を隠します。
その瞬間にアイヌ民族は体を張って、手でウサギを捕まえるのです。
捕まえたウサギは大事な食糧となり、冬のアイヌ料理にはかかせません。
このようにウサギは捕まえやすく、本州でいうところの鴨です。
か弱く、小さいウサギは食物連鎖に下位にいます。
そんなかわいいウサギを自分に例えて歌った曲が一曲目のLove it! です。
どうぞウサギになったつもりでお聴き下さい。