“ヒステリックパニック”って?
ヒステリックパニックとは、ボーカル担当「とも」、ギター・ボーカル担当「TACK朗」、ギター・コーラス担当「$EIGO」、ベース担当「おかっち」、ドラム担当「やっち」から成る5人組のロックバンドです。
2012年にバンド結成をし、それから3年後の2015年にシングル『うそつき』をリリースしメジャーデビュー!
まだまだ若手の彼らですが、思わずドキっとくる過激に攻めた独特な音楽性は、聴く者に刺激的な時間をもたらしてくれます!
ヒステリックパニック@新譜発売中! (@hysteric_panic) | Twitter
ヒステリックパニック@新譜発売中! (@hysteric_panic). 名古屋を拠点に活動するエクストリームなJ-POPバンド「 ヒステリックパニック 」の公式アカウントです。ライブ情報からしょーもない小ネタまでお届けします。
強烈なメンヘラロック!
とにかくメンヘラチックとも暴走状態ともいえるヘヴィなバンドコンセプトが素敵!
心に抱える闇を揶揄するかのような独創的かつ破壊的センスがふんだんに詰め込まれた歌詞。
絶妙にテンポの良いメロディを奏でつつも、切り裂くようなシャウトで最高に昂った感情を表現!
もはや病的に思えるほど重く、それでいて心へ響き渡るクールなサウンド。我が道を行くヒステリックパニックの超絶メンヘラロックを是非ご堪能あれ…。
目を引く奇抜なデザイン
『オトナとオモチャ』や『ノイジー・マイノリティ』、『LIVE A LIVE』など今まで様々なアルバムを発表してきたヒステリックパニック。
印象的なのがCDジャケットのどれもアバンギャルドともいえるデザイン。
ポップに描かれた女の子&ちょいグロなテイストという、見た人の脳裏に焼きつくようなイラストが特徴的。
ヒステリックパニックの“良い意味で”狂った世界観を如実に表現していますね!
憂&哀の読み方って?
曲が生まれたきっかけ
「憂&哀」は1stミニアルバム「センチメンタル・サーカス」に収録されています。
全体的に人間の醜さを強調するような、業の深い歌詞が羅列されていますね。
作詞を担当したボーカルのとも曰く、「当時は人間関係が面倒臭くて、衝突やすれ違いといった対人トラブルを度々経験していた」とのこと。
過去の黒歴史を見事に反映させて、こういったダークな曲調に仕上げたんですね。
こうして見ると他人へのヘイトたっぷりという感じですが、経緯はどうあれ実際はアップテンポに韻を踏み、エッジの効いた演奏が光るノリの良いロックに出来上がりました。
憂&哀は優&愛?
「憂&哀」のMVでは2人のキャラクターが登場します。ピンク色のウサギの着ぐるみに身を包んだ人物と、ピエロ姿に扮した仮面の人物です。
映像では彼らは最初の段階では仲睦まじい雰囲気で振舞っていましたが、物語が進むにつれて好意が殺意へと変貌し、異様で殺伐とした展開へとシフトします。
始めは互いに愛し合う仲だったのに、気づけば凶器を手に殺し合う関係に変わってしまい、遂にはかつて愛した相手の命を奪ってしまいました。
ウサギとピエロの、つまりあなたと私の優しさと愛があった2人だけの世界でしたが、すれ違いをきっかけに悲しみしか残らない結末を招いてしまいました。
愛のある喜劇と憂うべき悲劇は表裏一体、タイトルにある「憂&哀」とは「優&愛」という読み方にも捉えられます。
かつて「人間が嫌い」と話したことのあるともだからこそ、こういった愛と憎しみという2色のグラデーションを上手く表現出来たのかもしれませんね!