(セリフ)
もっとやさしく大きな愛で ひ弱な僕を包んでほしいなァ
なんだよTAKU あそこにマブい女いるじゃんヨー
ダセェー男つれてんな あれ ジョニーじゃない
出典: ツッパリHigh School Rock'n Roll (登校編)/作詞:タミヤヨシユキ 作曲:タミヤヨシユキ
セリフは続きます。結局ツッパリは孤独です。
本当に心を割って話せる仲間は、一人もいないのかもしれません。
母親の愛情にも飢えていて、きっと淋しいのでしょう。
セリフのなかで横浜銀蝿のメンバー、TAKUとジョニー(Johnny)の名前が登場します。
そんなところにもユーモアを感じませんか?
ちなみにJohnnyは「トイレの神様」のヒットに関わっていたということですから、意外ですね。
ツッパリの違反行為
火の無いところに煙が立った?
電車に乗ったら 便所に駆け込み
ひと駅だけの Happy Time
つっぱりHigh School Rock 'n' Roll
つっぱりHigh School Rock 'n' Roll
火のない所に 煙を立てて
出典: ツッパリHigh School Rock'n Roll (登校編)/作詞:タミヤヨシユキ 作曲:タミヤヨシユキ
このツッパリは、トイレの備わった電車で通学しているようです。
未成年でありながら煙草を吸うことが、ツッパリである勲章だったのでしょう。
学校の駅まではわずか一駅。
その間、絶対にいけないことですが、トイレの中に隠れて一服するのが至福の習慣だったようですね。
遅刻の常習犯
電車をとび降り 改札抜けたら
学校までは 猛ダッシュ
つっぱりHigh School Rock 'n' Roll
つっぱりHigh School Rock 'n' Roll
またまた遅刻で 今日も呼び出し
(Thank you)
出典: ツッパリHigh School Rock'n Roll (登校編)/作詞:タミヤヨシユキ 作曲:タミヤヨシユキ
学校に遅刻しそうになり、頑張って走って間に合うよう努力をみせるのは意外な一面ですね。
それでもやっぱり毎日遅刻です。
もしかすると、愛しいあの娘 と一緒に登校したいがためにわざと時間をずらしているのでしょうか。
遅刻は仕方がないと諦めているのかもしれません。
ツッパリなので遅刻も上等なのでしょう。
反社会的なツッパリの愛らしさ
一度聴いたら覚えてしまうノリのよいメロディーが、終始繰り返されます。
反社会的な生活を送るツッパリの日常のひとコマを、ユーモア交えて楽しくまとめています。
ツッパリの登校場面のアルアルを歌にして大ヒットをしたこの曲。
実際にツッパリを知らない世代の人にも、ツッパリの生態を鮮明に伝えることができたことでしょう。
「還暦編」や「在宅自粛編」などに続く新作も、ぜひ期待したいですね!
先程もお伝えしましたが、横浜銀蠅のギター担当Johnnyは「トイレの神様」のヒットに携わっていました。
Johnnyの一言がなければ9分52秒の楽曲として世に出ることなく、歌の魅力が半減していたかもしれません。
涙なしには聴けない「トイレの神様」。大好きな祖母を想いながら、じっくりと聴き浸ってみてくださいね。
【トイレの神様/植村花菜】祖母との思い出に感動…歌詞を解釈!数々のエピソードに誰もが心温まる! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
植村花菜さんが歌う大ヒットソング「トイレの神様」。実話をもとにしたこの楽曲は、数多くの人に感動を与えてくれました。今回はそんな名曲といわれる歌詞を詳しく解説していきます。植村花菜さんとおばあちゃんの物語を描いた歌詞にきっと涙すること間違いなしです!
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