三島由紀夫とも? 華やかな人生
越路吹雪は一時期、作家・三島由紀夫との交際が囁かれていました。
華やかな世界に生きていましたから人間関係も華々しい。
それでも彼女の恋や私生活がどんなものであったのかなど、今では想像する他ないです。
とはいえ、越路吹雪の周囲にはいつでも華やかな人々が集い、彼女の舞台や仕事、人生を支えていました。
そうした人々に感謝するように彼女は「ロング・リサイタル」の興行を大成功させ続けて声援に応えていきます。
まとめ:永遠のシャンソンの女王
越路吹雪の最期
上述したとおり越路吹雪は1980年、胃がんでこの世を去ります。
僅か56年の人生は非常に惜しい。
それでも彼女は生ききったのだと膨大に遺る楽曲を聴きながら想うのです。
早すぎた死は日本の芸能史にとって大きな損失であったことは間違いないのですが充足した人生でした。
そんな越路吹雪を生涯にわたり支え続けたのが岩谷時子さんです。
末期がんで入院していたにもかかわらず喫煙も飲酒もやめなかった越路吹雪に厳しい愛で接しました。
病状と余命を知っているがために強く言えなかった夫に代わり毅然とした態度で言い放つのです。
「あなたがタバコもお酒もやめないなら、私はあなたとは組まない」
越路吹雪はその日から禁煙と禁酒を実行したそうです。
越路吹雪にとって家族であり友人であり仕事のパートナーである以上にかけがえのない人だったのでしょう。
受け継がれる越路吹雪の遺伝子
越路吹雪自身は子孫を遺さなかったことは確かに残念です。
それでも名曲「サン・トワ・マミー」は様々な越路吹雪チルドレンによってカヴァーされています。
彼女の遺した音楽のDNAは今でも日本の歌謡界に脈々と受け継がれているのです。
永遠のシャンソンの女王・越路吹雪の軽やかな歌声に酔いしれましょう。
OTOKAKEで振り返る越路吹雪の偉業
越路吹雪の代名詞「愛の讃歌」
OTOKAKEで振り返る越路吹雪のもうひとつの代表曲。
それが「愛の讃歌」です。
原曲との違いに注目したこの記事で日本のシャンソンの女王の偉業に触れてみてください。
越路吹雪【愛の讃歌】歌い継がれる名曲の歌詞を徹底解説!原曲よりも甘い恋人同士の愛に心が燃える…! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
越路吹雪さんが歌う『愛の讃歌』は究極の愛を描いています。オリジナル曲はエディット・ピアフ。今回は、歌い継がれる名曲の歌詞を徹底解説。また、オリジナル曲の歌詞と日本語詞を比べ、どのように違うのかを検証したいと思います。
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