ひみつはスパーク!スパーク! 壊してよ、ねぇ
五感はすぐに 燃やして
ひみつはスパーク!スパーク! とばしてよ、ねぇ
全て忘れていいでしょ?

出典: HIMITSUスパーク/作詞:ヤギヌマカナ作曲:ヤギヌマカナ

ひみつをまたスパークさせて、火花を散らします。

五感を火花ですべて燃やしてしまう。

そうして自分の第六感だけを頼りに、現実を駆け抜けようとする女の子。

現実から目を背けようとしていた過去の自分も一緒に燃やしてしまう。

そして全てを忘れて駆け抜ける。

でも、やっぱり忘れることはできない。

彼女は、そんな忘れたい過去の自分も背負いながら現実を駆け抜けていくのです。

でも、過去の彼女とは決定的に違います。

MVの女の子のように、その黒縁メガネのレンズには別のものが映っているのです。

スクリーンの中だけにしかないフィクションではなく、紛れもない現実が映っています。

ひみつはスパークしてどうなった?

「ある物」に変身した「ひみつ」

ここでMVのモチーフに戻りましょう。

歌詞の中の女の子はひみつをスパークさせることで、過去の自分を忘れようとしました。

では、スパークしたひみつはどうなったのでしょうか。

その秘密はMVにあります。

体内に無数のハートを抱えていた生物。

MVの女の子は鍵を使ってハートを増やしながら、最後には生物をスパークさせます。

そうして破裂した生物からはハートが飛び散ります。

女の子はひみつにされていたハートに初めて直接触れることができます。

そのハートは、MVの基調である青ではなく、赤で塗られています。

研究所はそれまでは冷たい青で覆われていました。

そんな青の中に暖かな赤いハートが飛び散る。

そのハートは、柔らかくて暖かい「愛」だったのです。

女の子は「愛」を抱きしめることで、安心に包まれて優しく微笑みます。

ひみつだったものは「愛」へと変貌を遂げました。

歌詞の中の女の子もひみつをスパークさせることで生まれた「愛」。

その愛を携えて現実の中を駆け回っていくのでしょう

おわりに

【HIMITSUスパーク/カラスは真っ白】可愛い歌詞&アニメMVを解説!スパークした秘密はどうなる?の画像

もっとカラスは真っ白の世界観に触れたい!

いかがでしたでしょうか。

歌詞とMVを両方分析していくことで、この曲が持っている世界観を解き明かしてきました。

ポップでキュートでファンクな曲ですが、その裏に深い世界を読み取れることができましたね!

カラスは真っ白楽曲には「HIMITSUスパーク」のような独特な世界観が満載です!

こちらは初期の名作、「サニーサイドアップ」です。

サックス、トランペットのソロがあってファンク色が強い楽曲です。

全て逆再生で進んでいくMVも独特で非常に素敵です!

こちらは「fake!fake!」も非常にキュートな曲に仕上がっています。

それでいて「HIMITSUスパーク」とは違った味も持っています。

ちなみに、「HIMITSUスパーク」にも登場した女の子がモチーフになっています!

カラスは真っ白の魅力に惹かれた方は要チェックです!

バッキバキのファンクのリズムで思わず踊りだしたくなるカラスは真っ白の「fake!fake!」。リズミックな歌詞とアニメーションのPVの魅力を伝えます!カラオケのコツも要チェック♪

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キュートでファンクなカラスは真っ白

解散こそしてしまいましたが、彼らの名曲はいまだ健在です。

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