【情熱/UA】売れに売れまくったUAの代表曲!歌詞に秘められた想いを紐解こう♪PV&コードも紹介

現在の日本において、”R&B”というものを最もメジャーなものに引き上げてくれた先駆け的存在の「UA」。

読み方は「ウーア」。

スワヒリ語で、意味は「花」。

もう一つの意味に「死」があります。

筆者は当時、まずここに食い付きました。

”ウーア”という響きもとても印象的なのに、持つ意味が「花」と「死」なんて。

実は先に知ったのは楽曲ではなく、当時の音楽雑誌を賑わせていたこの名前でした。

本記事でご紹介する『情熱』はUAの4枚目のシングル。

リリースは1996年でした。

爆発的なヒットを飛ばし、どこでもよく耳にするように…。

それまではR&Bって、なんか音楽知ってる人しか聴いちゃいけないみたいな玄人臭がしてたんですよね。

ところがこの『情熱』のヒットで、一気にR&Bが身近な存在に。

筆者の年代の、なんだか音楽に疎い人でもこの『情熱』だけは知っているという。(笑)

その位の大ヒットでした。

皆さんがR&Bのアーティストで大御所的存在と認知されているのは、おそらく「MISIA」でしょうか？

そのMISIAがデビューする前から活躍してたのが、今回ご紹介するUAなんですね～♪

ご納得いただけました？

UAについてもう少しご説明しますと、この『情熱』のリリースまではそこまでR&Bの色は強くなかったんです。

デビュー曲の『HORIZON』、2枚目の『COLONY』まではどちらかというとジャンルはロック。

3枚目の『太陽手に月は心の両手に』で明る目なR&Bの方向へ。

それで4枚目のこの『情熱』からゴリゴリのR&Bになっていったんですね～♪

さて、一通りUAについてのセールスが終わったところで、『情熱』の歌詞とコード譜のご紹介に移りたいと思います☆

まずは、題名そのままの情熱溢れる歌詞を読み解いていきましょう♪

この楽曲の作詞はUAです。

とても詩人なので、解釈が難しい所ではありますが。

筆者なりの答えを出したいと思います。

やはり男女の関係を歌っているのは間違いありませんね。

ですが、最後まで読み解いても別れも感じなければ、順調な仲という感じもしない…。

どちらともはっきりとは言いませんが、確かにそこにある『情熱』。

この曲は相手に対する熱い想いを表現しているのではと感じ取れます。

冒頭のこの部分で涙というワードが出てきますが、これは悲しい涙ではないと解釈します。

人間って、涙を流すのは必ずしも悲しい時ばかりではないでしょ？

感激したって涙を流す事はありますよね。

なぜその様な解釈になるかというと、「心まで溶かしはじめる」というくだり。

突然の意に反した涙。

その涙によって、素直でない気持ちがほぐされていくという筆者なりの解釈になります。

詩人ですねUAは。(笑)

解釈がとても難しいです！(；一_一)

この部分の解釈で中心に考えたいのは「二人」と「遠回り」と「あとずさり」ではないでしょうか。

愛し合う二人は、真っすぐに進んでいかない事を意味しています。

皆さんもそうでしょ？

彼氏・彼女の考えてる事ってなんだか分からない事ってありません？

そうなると一歩進んで二歩下がるじゃないけど、決してうまくいってない訳じゃないのになんか関係が渋滞してしまう。

進んで行ってるような、後戻りしてるような感覚…。

この部分「二人」の歌詞を中心に、前後の歌詞はUAが考えるこの二人の恋愛関係の比喩ではないでしょうか。

まるで〇〇の様なと言いたいのでしょう。

この部分もそうです。

中心に考えたいのは「あなたの森は遠い」の部分。

何を考えているのか理解に苦しんでしまうという事でしょう。

この様に、中心となるワードがあったら、その前後はそれを表す例えになっていると解釈していいと思います。