「夏疾風」収録曲

【嵐/Midsummer Night's Lover】シングル「夏疾風」収録の歌詞をパート別に紹介!の画像

2018年の夏、全国高等学校野球選手権大会の第100回記念大会が開催されました。

決勝は大阪桐蔭(北大阪)と金足農(秋田)。エリート軍団VS雑草軍団というドラマのようなカードでした。

優勝したのは大阪桐蔭でありながら、金農(かなのう)フィーバーで終わった印象があるこの大会。

テーマソングとなったのはゆずの北川悠仁さんが作詞作曲を担当した、「夏疾風」でした。

通常盤収録の夏曲!

シングルはDVDが付属する初回限定盤、高校野球盤の2タイプ、そして楽曲のみの通常盤がありました。

今回紹介する「Midsummer Night's Lover」は通常盤のみの収録曲でこちらもテーマは「夏」。

タイトルの直訳は「真夏の夜の恋人」。

高校球児に向けた「夏疾風」とはちょっと違う、危険な香りがしますね。

次は歌詞と各メンバーのパート部分を紹介します。

歌詞の前にあるアルファベットが誰のソロかを示しています。

A:相葉さん/O:大野さん/S:櫻井さん/N:二宮さん/M:松本さん

何も印がない部分は全員で歌っているとお考えください。

歌詞と歌割り

【嵐/Midsummer Night's Lover】シングル「夏疾風」収録の歌詞をパート別に紹介!の画像

の曲は大野さんがサビを担当し、Rapが櫻井さん……という形態が多いです。

でもこの「Midsummer Night's Lover」はメインボーカルはいません。

スリリングな歌詞と同じく、目まぐるしく移り変わるソロパート。

うっかりすると声に聞き入ってしまって歌詞を追うのを忘れてしまいそうなほどです。

そんなときにはこちらの掲載歌詞を参考に歌に浸ってくださいね。

君と目が合った瞬間から

O:Wow Yeah...
S:Yeah, come on

 I wanna take you out
 その目がYou turn me on
 I wanna take you out

出典: Midsummer Night's Lover/作詞:ASIL 作曲:Erik Lidbom、Mr.Mustard

大野さんの切なげなフェイクで曲は始まります。

「君を連れ去りたい、その魅力的な目が僕を引きつけるんだ」

そんな誘い文句から始まるこの歌。

出会った瞬間、男は彼女の魅力に引き込まれてしまったようです。

2人はオトナの関係

O:小さな理由 聞かないルールを二人
A:始めた時から 分かっているんだ
N:見せかけだけFakeだって構わない
M:騙し合って 見つめ合って

S:リズムはSlow down How does it make you feel?
O:Instantな言葉 交換しても
A:目を見ればすぐに 上書きされたStatus
M:ホンネ探し触れる In your heart

出典: Midsummer Night's Lover/作詞:ASIL 作曲:Erik Lidbom、Mr.Mustard

2人は「お互いの事情には踏み込まない」約束を交わしたようです。

二宮さんの「見せかけだけ」の高音が「イケナイ関係の2人」を表すように少し揺れます。

その後の松本さんの冷静な歌い方に「割り切った関係」なのだと示されている気がします。

櫻井さんが「このゆっくりしたリズムを君はどう感じてるんだろう?」と問いかけます。

条件反射のように会話を交わしても、見つめ合うとホントの気持ちがバレてしまう……。

彼女は本音を隠そうとして、彼は彼女の本音に触れたくてせめぎ合っているようです。

夜よ、終わらないで

O:この夜に誘われ
A:Endless 止まないMusic 今はこのまま
 Let me take you out×2
S:ここから二人だけ
M:ふと見とれた視線を受け取って
N:焦らなくていい登る階段
O:Oh 少しずつ上がってゆく体温で
 I wanna do more×2
A:甘美な欲望 負けてゆく
N:覚めない夢に身をまかせ

出典: Midsummer Night's Lover/作詞:ASIL 作曲:Erik Lidbom、Mr.Mustard

男にはこの関係を「真夏の夜のせいにしてしまおう」との思惑があるのでしょうか。

「今はこのまま」の部分でコーラスが入り、そう思っているのはどちらか一方ではない。

お互いにこのままの状態を望んでいることを表現しているように感じました。

「君をこのまま連れ去ることだってできるのに……」

男はそんなことも頭をよぎりますが行動に移すところまでは覚悟ができていないようです。

彼女にもまだ戸惑いがあり、彼の出方をうかがっているのかもしれません。

絡み合う2人のカラダは次第に熱を帯びていきます。

「私はまだ、このままでいたい……」

彼女に囁かれ、男は「この夢が覚めなければいい」と思いながら夜に身を投げるのです。

「身をまかせ」の部分を歌う二宮さん。

語尾の「まかせぇ……」と母音の強調が色っぽくてドキドキしてしまいます。