勢いのある前向きな冒頭
朝の光 眩しくて
Weigh Anchor！
言葉もなくて
ただ波の音 聞いてた
記憶の意味 試されている みたいに
闇の中でも思い出す
前に進むの
見ていてよ
出典: 海色/作詞:minatoku 作曲:WEST GROUND
So repeatedly,
we won’t regret to them
そんな風にも考えてたの
憧れ 抜錨 未来
絶望 喪失 別離
幾つもの哀しみと海を越え
たとえ――
世界の全てが海色(みいろ)に溶けても
きっと
あなたの声がする
大丈夫 還ろうって
でも
世界が全て反転しているのなら
それでもあなたと
真っ直ぐに 前を見てて
今 願い込めた 一撃 爆ぜた
出典: 海色/作詞:minatoku 作曲:WEST GROUND
生きていれば落ち込むこともツライこともありますが、後悔せずにいたい……というのは誰しも思うことではないでしょうか。
様々な困難を乗り越えた先に、光ある未来を見つめられるのであれば、何があっても一撃突破で進んでいけそうです。
ちなみに歌詞の中にも出てきますが"海色"は"うみいろ"ではなく"みいろ"と読みます。
タイトルも同じ"みいろ"です。
She was splendid like our flagship
But it’s all in the past
She never gave up the hope even till the end
Only the sea knows だから
塗り潰されても忘れない
こじ開けるの
見ていてよ
出典: 海色/作詞:minatoku 作曲:WEST GROUND
『艦これ』は日本で作られたり活躍した戦艦などがモチーフになっています。
ですから上の歌詞にある英文は、そうして戦ってきた戦艦に想いを馳せて書かれている部分かと思います。
この英文を意訳すると
"彼女は私たちの旗艦のように素晴らしかったのだけれど、それは過去の話。でも彼女は教えてくれた、諦めず戦うことを。彼女の姿は海だけが覚えているの"
くらいでしょうか。
アニメソングとしての王道をいく雰囲気！
So foolish,
don’t repeat the tragedy
そんな言葉にすがりはしない
煌き 青空 希望
敗北 水底(みなぞこ) 眠り
幾つもの涙の海を越え
たとえ――
私の全てが過去に消えても
ずっと
きっと 共にあるって
いつの日か 変われるって
でも
私が全て幻だとしたら そう
それでもあなたと
奇跡のよう この時代(とき)に
今 祈り込めた 一撃 響け
出典: 海色/作詞:minatoku 作曲:WEST GROUND
先ほども触れましたが『艦これ』は日本で活躍した戦艦などをモチーフに作られています。
このため、歌詞の中にはたとえ一瞬だけであっても、本懐を遂げて散ろうという気持ちが込められている部分があります。
現代社会にあっては物の儚さや命を賭するというような場面を切に感じることは少ないですね。
でも一瞬一瞬を大事に、今の自分があることを感謝しながら生きることは、今この瞬間からできますね。
世界の全てが海色(みいろ)に消えても
あなたを忘れない
世界の全てが海色(みいろ)に溶けても
私が探し出す
大丈夫 還ろうって でも
大丈夫 変われるって 今
進むのよ やれるって まだ
全部嘘 これで終わり 違う！
出典: 海色/作詞:minatoku 作曲:WEST GROUND
戦いに際して一番困るのは"弱気"に負けてしまうことでしょう。
上の部分の歌詞は、むくむくと起こる弱気の心を吹き飛ばし、とにかく前向きに進んで行こう!という内容が描かれています。
この部分はまさにアニメソングの王道って感じの明るさを感じますね。
今――
私の全てが海色(みいろ)に溶けても
深みへ落ちていく
そして
記憶の全てが海色(みいろ)になって
光に消えていく
たとえ――
世界の全てが海色(みいろ)に溶けても
きっと
あなたの声がする
大丈夫 還ろうって
でも
大切なあなたが生まれてくるなら そう
私は歩き出せる
最後にね この願い
今乗り越え 未来へと
Weigh Anchor！
出典: 海色/作詞:minatoku 作曲:WEST GROUND
現代日本の私たちに切羽詰まった戦いは（現段階では）起こっていません。
しかしもし、誰かのために戦う日がくるのであれば、きっとそれは"大切な将来のあなた"のためにだからこそ力を尽くせるんでしょうね。
おわりに
様々な方面に広がり、そのいずれでも高い人気を博している『艦これ』。
日本におけるメディアミックス作品群の代表ともいえる存在となった『艦これ』のこれからの発展は楽しみですね！
もちろん、色々なアニメのOPやEDを歌う実力派アーティストAKINO with bless4の活躍からも目が離せません！
