XOX(キスハグキス)の2thシングル「Ex SUMMER」とは?

XOX(キスハグキス)【Ex SUMMER】歌詞解説!忘れられない夏の恋…幻みたいに消えてしまった?の画像

「Ex SUMMER」は2016年5月にリリースされたXOX(キスハグキス)の2ndシングルです。

2015年12月にメジャーデビューした新世代ボーイズグループ「XOX」。

彼らにとって、オリコンチャート初のトップ10入りを果たした楽曲となりました。

この「Ex SUMMER」の作詞を担当したのは、デビュー曲「XXX」でも作詞を担当した中村彼方さんです。

アニメやゲーム、映画など幅広く活躍している女性作詞家ですね。

一方、作曲は海外の作曲家が手掛けています。 

そのため本楽曲J-POPに洋楽テイストを加えた質の高いポップ・ミュージックに仕上がっています。

今回はそんなXOX人気曲を歌詞の解説と共にご紹介。

幻のように消えてしまう夏の恋を歌った切ない1曲です。

ぜひ最後までご覧ください。

「Ex SUMMER」の歌詞を解説①「忘れられない夏の恋」

「Ex SUMMER」の「Ex」の意味とは?

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XOXの2ndシングル「Ex SUMMER」の「Ex」は、「前の」という意味を現すものです。

つまり、「Ex SUMMER」とは「前の夏」を意味していますね。

「Ex SUMMER」はサマーソングですが「切ない歌」になっているということです。

具体的には、どのように「切ない歌」なのでしょうか。

次の章でその歌詞を解説します。

海辺の「君」は誰?

砂浜のmusic はしゃぎ声も
近くにあるのに なんか遠いよ
君はどこにいるかな 波の音が遠くて
逆光で見逃した最後のsmile 今さらFlash back

出典: Ex SUMMER/作詞:中村彼方 作曲:Masanori Takumi,Drew Ryan Scott,Sean Alexander,Darren “Baby Dee Beats” Smith

冒頭の歌詞からは、実際に海辺にいるか、海辺にいたことを思い出していることがわかります。

今は側にいない君のことを探してしまっているのでしょう。

ただ、はしゃぎ声も音楽も、心がここにないからこそ遠くから聞こえているように感じています。

君の最後の笑顔を逆光で見逃したことを今さら、思い出しているのです。

最後の「今さら」というワードから過ぎ去った過去のことでるのが分かりますね。

「君」とは彼女のことでしょうか

夏の恋は幻みたいに消えてしまった

ジンジャエールな記憶 溶け出して泣きそうになった
真夏の蜃気楼に恋をして泡になった

出典: Ex SUMMER/作詞:中村彼方 作曲:Masanori Takumi,Drew Ryan Scott,Sean Alexander,Darren “Baby Dee Beats” Smith

ここで「恋」というワードが出てきたことから、やはり先ほどの君は彼女のようです。

生姜のような辛く甘い記憶が甦って、泣きそうになったということでしょうか。

昨年又は昨年以前の夏」に君に恋をしたということではないかと解釈できます。

最後に綴られているのは「別れてしまった」ということではないでしょうか。 

これらから解釈すると、「夏の恋は幻みたいに消えてしまった」という意味になりますね。

主人公にとってあっという間の夏の恋だったことが分かります。

彼女のいない夏

Summerless love
君がいた夏
It's a Summerless love
沈んでしまうよ
It's a Summerless love
どうか行かないで
It's a Summerless love
Please don't go
Summerless love

Where is my Summerless love
Please don't go

出典: Ex SUMMER/作詞:中村彼方 作曲:Masanori Takumi,Drew Ryan Scott,Sean Alexander,Darren “Baby Dee Beats” Smith

この歌詞は「Ex SUMMER」のサビの部分です。

別れてしまった彼女を恋しがっています。

「Summerless love」を直訳すると、「夏のない愛」ですね。

意訳すると「愛のない夏」という意味ではないでしょうか。

つまり、彼女と一緒にいた以前の夏ではなく「彼女のいない夏」を意味すると思われます。

「Please don't go」は「どうか行かないで」といない彼女に向かって正直な気持ちを吐露しています。