当たり前じゃない今この瞬間を大切に生きよう
絡まった複雑な情景は
一体何色に映るのだろう
当たり前になっていた感覚など
この一瞬で崩れ落ちてしまった
出典: 白銀/作詞:Eve 作曲:Eve
私たちが人生を歩む中で出会う、様々な人々との関わり。
人間と言う生き物は、とてもややこしくて面倒くさくて、難しい生き物です。
いろんな人と関わり合う中で、それを実感したことのある人も多いことでしょう。
けれど数多の人との関わりの中で、自分にとって無駄になることは何一つありません。
私たちもその面倒くさい人間という生き物の一人ですから、自分が大好きな人もいれば大嫌いな人もいます。
けれどその嫌いな人や苦手な人との関わりは、自分の受け取り方一つで得られるものが大きく変わるのです。
またそれは、普段あなたが好きな相手や仲良く関わっている相手との時間に対しても同じこと。
その人が、あなたの隣にいることが当たり前になっていませんか?
一緒に過ごせる時間が無限ではないということに、あなたは気付けていますか?
まだ まだ このまま続いて欲しいだなんて
いつも見せないその横顔が
焼き付いて消えない
出典: 白銀/作詞:Eve 作曲:Eve
仲間たちとくだらない話で笑いながら、楽しい時間や満たされた時間を過ごす時。
「今この瞬間が、永遠に続けばいいのに」
ふとそんな思いに囚われたことはありませんか?
同時にこの満ち足りた時間がいつかは終わってしまうことに、寂しさを覚えたことはありませんか?
同じ時間が二度とない以上、永遠に続く時間もありません。
まずはそのことに気づき、その刹那をいかに思い切り楽しんで過ごすか。
そう考え始めることで、これまでよりずっとただ無為に通り過ぎてきた時間を大切にできるはずです。
またそうやって大切に過ごした時間は、いつか必ずあなたの救いや支えとなることでしょう。
あの時の楽しい思い出や記憶があるから、今の自分が頑張れる。
乗り越えなければいけない壁が現れた時、そんなふうに思える瞬間が必ず来るはずです。
明日からといわず、今日この瞬間から。
大切に思える時間を、探してみてはいかがでしょうか。
いつか描いた景色を本物にする為に
大輪の花を咲かせながら人は走り続けてゆく
想い馳せる 白い海原
この瞬間も懐かしくなってく
涙で滲ませた視界だっていい
確かな熱だけ覚えていて
出典: 白銀/作詞:Eve 作曲:Eve
今この瞬間も、一分一秒が過去になっていきます。
私たちの過去は、当たり前のことですが楽しかったことばかりではありません。
悔しかったこと、悲しかったこと、寂しかったこと、辛かったこと。
楽しかったことや嬉しかったこと以上に、それらのマイナスな感情も積もっているはずです。
けれど、それらもすべて無駄ではありません。
無駄にしたくないという思いがあれば、そのマイナスな感情もすべて私たちの糧にできるのです。
マイナスな感情は、時としてプラスの感情以上に大きな熱意に変わることだってあります。
その熱意や原動力が、あなたの真っ白なキャンバスに大輪の花を咲かせる。
そんな日が、いつかもしかしたら訪れることもあるかもしれません。
夢ならば 覚めないでと
この気持ちを胸に刻んでは
いつかまた想いだせるように
白銀の大地を蹴った
出典: 白銀/作詞:Eve 作曲:Eve
あなたがこれまで歩んできた道のりの中で、努力や頑張りによって自分自身の思いや熱意が実った。
そんな経験を持つ人も少なくはないのではないでしょうか。
大輪の花が咲き誇った、その瞬間の胸の高鳴りや喜び、自らの内から込み上げる熱。
あなたは思い出すことができますか?
いくつになっても、大人になっても、あの時の思いをぜひ忘れずに持っていて下さい。
これからの長い人生の中で、あなたが再び何かに打ち込んで全力を注ぎ、大きな花を咲かせる為に。
人間はその命ある限り、ずっとそれを繰り返し続けながら走ってゆくのですから。
いつか全ては終わる、それでも
夢ならば 覚めないでいて
くだらない事ばっか それでも楽しかったんだと
二度と今がやってこなくたって
僕らの胸を焦がしたって
ずっと消えない
出典: 白銀/作詞:Eve 作曲:Eve
現実とは思えないほど幸せで満ち足りたこの瞬間が、永遠に続きますように。
どんなにそう願っても、この世界はいつか全てに終わりが来ます。
大事な仲間と過ごすかけがえのない時間にも、そして自分自身の命に対しても。
それに寂しさを感じたり、やるせなさを覚えることもあるかもしれません。
けれど、その中で自分がやりたいことはなにか。自分がやるべきことはなんなのか。
その為には、今この瞬間から何をするべきなのか。
毎日仕事や勉強、家事に育児に忙しい中、ほんの少しでも構いません。
この曲を聴きながら、そんなことをふと考えてみませんか。
その積み重ねが、きっと未来のあなたをより素晴らしい景色へと導いてくれるはずです。
最後に
いかがでしたか?
彼の見た一面の銀世界の美しさと、私たちの未来への希望を込めて歌われたこの楽曲。
雪景色の美しい冬だけではなく、自分や周りの誰かを奮い立たせたい時にも聴きたい曲となっていました。
ぜひあなたの為の、そして誰かの為の応援曲としてもこの曲を愛し続けて頂ければと思います。