「蒼のワルツ」

アニメ映画の主題歌

Eve【蒼のワルツ】歌詞の意味を解説!なぜ痛みを覚えていたいの?蒼に染まるものと色の真意に迫る!の画像

今回はEveが2020年12月23日にリリースした『廻廻奇譚/蒼のワルツ』の中から「蒼のワルツ」をご紹介します。

この楽曲アニメ映画主題歌にも選ばれており、多くの注目を集めている楽曲です。

アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』主題歌

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/廻廻奇譚/蒼のワルツ

勿論、そうしたタイアップだけが話題になっているわけではありません。

この楽曲にはEveならではの魅力が詰まっています。

そこで今回はそんな魅力の中から歌詞に注目して、その意味を解説していきましょう。

「蒼のワルツ」のMVをご紹介

YouTubeでは「蒼のワルツ」のMVが公開されています。

こちらのMVでは主題歌に選ばれたアニメ映画本編映像を使っているのが特徴的です。

楽曲の魅力を引き出すように再編集されています。

「蒼のワルツ」の世界観が伝わってくるMVとなっているので、是非ご覧になってみてください。

この楽曲を更に深く理解する手助けをしてくれることでしょう。

青春の日々

未来を考えながら

Eve【蒼のワルツ】歌詞の意味を解説!なぜ痛みを覚えていたいの?蒼に染まるものと色の真意に迫る!の画像

懐かしさに溺れた まだ青かった僕ら
雲が残る合間 ただ太陽を見ていた

出典: 蒼のワルツ/作詞:Eve 作曲:Eve

まずは冒頭の歌詞から解説していきましょう。

今よりも昔のことを考えている主人公。

青春の日々を振り返っているのでしょうか。

2行目では空模様について歌っていますが、これは何を意味しているのでしょうか。

恐らくここの太陽というのは未来のことを意味しているのでしょう。

これからのことを考えてどんな将来が待っているのかを考えている。

その空に浮かぶ雲には将来への漠然とした不安を意味しているのかもしれません。

今から起こることに対して、不安期待が入り混じっているのでしょう。

大切なことを伝えられずに

おざなりな僕ら 溢れだした声が
ただ大切な事は 伝わらないようにできてた

出典: 蒼のワルツ/作詞:Eve 作曲:Eve

「おざなり」というのは不器用であるということを表しているのではないでしょうか。

まだ未熟であるという意味でもあるかもしれません。

なかなか自分の本心を伝えられず、お互いの気持ちを確認できずにいるのでしょう。

主人公はそんな苦い過去を振り返っているのだと考えられます。

大切な気持ちを伝えられなかったことへ切なさを感じているのかもしれません。

後悔する主人公

Eve【蒼のワルツ】歌詞の意味を解説!なぜ痛みを覚えていたいの?蒼に染まるものと色の真意に迫る!の画像

かたちのない色味を 抱きしめてみたの
期待と不安の日々を 後悔の味で知った
知らない世界へ 手を伸ばしたくて
強がりのウソなど ポケットにしまった

出典: 蒼のワルツ/作詞:Eve 作曲:Eve