心が温かくなる気持ち

あの時ドキドキする胸の高鳴りは
凍てつく心を溶かしてしまえたら
この手をすり抜ける 陽だまりの中で独り
仄日は切なくあなたに寄り添い

出典: 夜は仄か/作詞:Eve 作曲:Eve

親からよく扱われていなかったため、心を閉ざしていた少年。

しかしあなたに会ったことで恋をして、心が温かい気持ちになったようです。

今まで1人寂しく過ごしていた親のいない夕方の部屋。

あなたに会ったことで、あなたを思い温かな陽だまりも感じられる時間になりました。

もう夕方も怖くありません。

恋心を大切にしたい

真っすぐに誓い
痛い 浮ついた水心
愛 咲いた花びら
散りゆく最期までを僕に

出典: 夜は仄か/作詞:Eve 作曲:Eve

先ほど花心が恋する気持ちだと考察しました。

そのことから、水心は花を育てる水のように恋を育てる気持ちだと解釈できます。

恋心を持つことに後ろめたい気持ちもあった主人公の少年。

しかし恋心と真正面に向き合い、気持ちが消えるまで大切にしようという決意を感じます。

愛されたい自分に気が付く

愛を知る

愛されたいよ少年
夜は仄かになって

出典: 夜は仄か/作詞:Eve 作曲:Eve

生きることに無頓着だった少年は、あなたに愛されたいという気持ちが強くなってきました。

今まで夕方を意味する仄日が歌詞に登場してきましたが、ここでやっと夜になりかけている様子です。

時間が経過したことから、少年も1歩踏み出そうという決意を感じます。

前向きに

今日も生きてしまったな これで何年
ただなんだか気分はいいみたいだ。

出典: 夜は仄か/作詞:Eve 作曲:Eve

歌詞の冒頭では、生きることに無頓着でした。

しかし、恋を知ることで気分が上がり、あなたの存在が生きる活力になっています。

少年の人生はまだ始まったばかりです。

今後親の支配下を超え、あなたとの恋を成就させるため前向きに生きていくと解釈できます。

まとめ

Eve【夜は仄か】歌詞の意味を解釈!息を吐くように吐いた嘘とは?少年が愛されたいのは誰なのかを深読みの画像

今回は、Eveの「夜は仄か」についてご紹介してきました。

主人公の少年は親から冷遇され、金銭的にも困っていたと解釈できます。

嘘を付きながら、何とか生活してきました。

しかし、あなたに出会ったことで生きようと前向きな気持ちになれたと考察します。

歌詞の終わりから、今後の少年の人生が良い物になるのではないかと感じられました。

最後にもっとEve楽曲に触れたいと思った人におすすめの記事をご紹介していきます。

まずは、アニメ「呪術廻戦」のオープニングで大ヒットを記録した「廻廻奇譚」の考察記事です。

アニメとリンクした歌詞になっているため、「呪術廻戦」ファンもチェックしてください。

アニメの主題歌やCMソングなどを多く手がけているEveの送る『廻廻奇譚』はアニメ『呪術廻戦』の主題歌に起用されています。作品の世界観を見事に表現した歌詞に注目です!

さらに「ジョゼと虎と魚たち」に選ばれた「蒼のワルツ」の歌詞を解釈した記事もおすすめです。

こちらもアニメの世界観に合っているため、作品鑑賞と合わせて記事解釈を楽しめます。