HoneyWorks feat.Fukase＆初音ミク【選んでくれてありがとう。】歌詞付きMV解釈！

切ない恋愛ストーリーが女子中高生に人気の楽曲シリーズ・プロジェクト「告白実行委員会」。

今回は、そんな告白実行委員会のストーリーの中から、CD化されていない未発表曲をご紹介します。

Honey Worksの「選んでくれてありがとう。」。

Honey Worksといえば動画投稿サイトでボーカロイドを使った楽曲を発表する人気ユニット。

素性を明かさず3名＋サポートメンバー7名で活動するクリエイター集団ですね。

彼らが放つクオリティの高い音楽性と楽曲とイラストを掛け合わせた新しいジャンルの音楽です。

さらにボーカロイドによって、その世界観はバーチャルな世界からリアルな世界へと広く浸透しています。

小説化もされ、一般認知もかなり上がってきたのではないでしょうか。

今回ご紹介する「選んでくれてありがとう。」のストーリーやキャラクター背景を歌詞と共にお伝えします！

最後までお付き合いの程よろしくお願いいたします。

告白実行委員会には、実に多くのキャラクターが存在します。

その中でも今回「選んでくれてありがとう。」のイメージキャラクターはこの2人！

「瀬戸口雛」と「榎本虎太郎」です。

小さいころからの幼馴染でこれまで恋愛関係なんて意識していなかった「雛」。

しかし、時が流れて成長していくにつれ変化していく乙女心。

そんな瞬間の気持ちを歌った楽曲になっています！

経験があったり、これから経験するかも？！な「実は運命の人は身近に！」が見事に表現されています。

「告白実行委員会」についてもっと知りたい方はオフィシャルサイトをご覧ください。

キャラクターの相関図もありますよ♪

それではここからは「雛」と「虎太郎」の恋愛模様が描かれている歌詞に迫りたいと思います！

MVにも触れつつ、歌詞を紐解いていきましょう。

主人公は幼馴染の2人です。

「雛」にとって憧れの人は「恋雪」でした。

しかし、「虎太郎」にとって「雛」は幼馴染以上の存在。

「虎太郎」の気持ちを知った「雛」がどう揺れ動き、2人はどうなるのか。

気になりますね！

それでは早速参りましょう。

過去の出来事の回想シーンからきました！

MVでは綺麗な桜でしょうか。太陽の光とともにキラキラした桜が写しだされます。

廊下の窓、校庭のフェンス、そして教室の前の廊下。

2人は幼馴染で同じ学校の同級生だということがわかります。

サッカーバカな虎太郎のことを友達としか思っていなかった雛ですが思いがけない虎太郎からの言葉。

しかも耳打ちでそっと言われるなんて、いくら幼馴染で気がないとはいえ、ドキッとしてしまいますね。

MVの雛も驚いたような表情で赤くなってしまいます。

3行目で言っているように、雛の元気がない姿をみた虎太郎の優しさだったのでしょう。

しかし実はそこには「本当の気持ち」がありました。

思いがけない言葉に雛は戸惑ってしまったのでしょう。

顔が赤くなって虎太郎を凝視しちゃう姿がMVには流れています。

一方虎太郎は、元気づけようという気持ちに乗って敢えて本音を言ったのではないでしょうか。

だってそんな瞬間じゃないと恥ずかしくて言えない言葉だから。

恥ずかしそうに笑う顔が胸キュンポイントですね♪

これも距離が近ければ近いほど、難しい一言です。

虎太郎はそれでも気持ちが抑えられなかったのかもしれません。

もしくは雛の反応を試したのかもしれませんね。

ここでは雛の動揺した気持ちが伝わってきます。

若いころは、好きだのかわいいだの言われちゃうと急に意識しちゃったりするものです。

そしてそれがどんな意味を持つのかまで確かめずに、妄想ばかり膨らんでしまう。

だから妙に気まずくなったり、それまで何の気なしにスキンシップをしていたのができなくなったり。

そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

“照れくささ”と“どういうつもり？”の気持ちが交差してわけのわからない状態にもなります。

MVでも、「もーー！」と怒って見せる仕草、そして上目遣いの雛が可愛いですね。

さらに雛は、最後の1行のように感謝の気持ちがあるようです。

幼馴染で好きとか嫌いとか、恋の相手じゃないと思っていたけど…

それでも純粋に一番仲の良い男の子から言われたら嬉しかったのでしょう。

素直な雛の気持ちが伝わってきました。

虎太郎の恥ずかしそうな顔もまた好きになってしまう瞬間かもしれません♪