大人でも子どものような好奇心や無垢さをもつことは、心がけ次第で可能です。

もしくは、子どものように社会のしがらみやわからないことへの恐怖を抱かずに、まっすぐ突き進むことも可能です。

そしてそうやって肩書をもたずに歩んだ先に「自由」が待っているということが、ここでは表現されているのではないでしょうか。

自由はどこに存在するのか、というのは歴史的にも大きく取り上げられる命題です。

筆者個人としては(何かに頼らずに生きるのは不可能なので)自由なんてどこにも存在しない、頼る先を選ぶことが重要と思ってしまっているのですが、たしかに自由に近づくことはできますね。

肩書がない分どこにでも行けますからね。

生の執着を解き放て

生きている証は執着そのものだろうけど
放たれたい
相反する二つを結べ
自由はここさ
本当の世界のまん中

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-141203-380

「執着そのもの」というのがまさに頼ることそのものだといえましょう。

しかしその頼らずには生きていけないという事実と、どこにもありはしない自由を求める心、この二項対立の真ん中に立つことは非常に重要です。

白黒はっきりつけられない、グラデーションやグレーのような世界で真偽を判断するのはそうたやすいことではありません。

偽と思われる要素を抱えながらも真と信じ続ける場合もあります。

そんなロジックでは語れない世界でロジック自体に頼ろうとせず己の意志のみを頼りにするところに、鮮やかな色の「自由」が存在するのではないでしょうか。

「自由へ道連れ」まとめ

「自由へ道連れ」椎名林檎が中居正広主演のドラマ主題歌を書き下ろし?!独特の歌詞を紐解く!【動画あり】の画像

以上、ドラマ『ATARU』のために椎名林檎さんが書き下ろした楽曲「自由へ道連れ」の概要と歌詞をご覧いただきました。

『ATARU』の本編もなかなか独特でしたが、「自由へ道連れ」の歌詞もクセがある個性的な一曲でした

わたしたちはどうしても白黒はっきりつけがちで、不可解なものは排除したり目をそむけたくなるのもムリはありません。

あらゆるものがカオスにミックスされていても、それは紛れもない目の前に広がる現実です。そしてその現実は美しく整えられたロジックの世界よりも自由度が高いかもしれません。

中間を恐れずに、自分のゴールはどこかということを大事に生きる意識を与えてくれる曲。それが「自由へ道連れ」ともいえましょう。

「自由へ道連れ」椎名林檎が中居正広主演のドラマ主題歌を書き下ろし?!独特の歌詞を紐解く!【動画あり】の画像

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