「豆紫の大群【ろけっとすたーと】歌詞の意味を考察！チワワとは何のこと？前のめりにこだわる理由に迫る」

まず1行目はこれからある出会いのことではなく過去で出会った忘れられない人との出会いをさしているのだと思います。

前へ進むフロントステップではなく、現状維持で過去にあった出来事をこの場で忘れ去ろうとしている気持ちが伺えます。

しかし忘れようとしている時に曲がり角で再び出会ってしまい気持ちが再燃してしまうことも表しているのでしょう。

この歌詞には過去を簡単に忘れ去ることはできないという意味という意味が隠されていました。

そして過去のことを踏み潰して、前に進んで欲しいという意味もあるのだと思います。

歌詞をまず日本語にしてみると、愛すより愛されたいという意味だと考えられます。

アイドルとしてファンの方々の事を好きだというのは簡単でしょう。

しかし番組の力で売れたアイドルに対し、偏見を持っている一般の人が多くいます。

そのため好きだといっても心から好きだといってくれる人は少ないのが事実です。

こうした現状を乗り越えて、みんなから愛されるアイドルグループになって欲しいという願いが読み取れます。

今までの歌詞には辛いことを乗り越えて前に進んでいこうという気持ちが多く表現されていました。

ですがついにサビの2行目のように逃げたいという本音がでてきました。

女性としてスタイルの維持やメイク、髪の毛のセットなどやることは多くあります。

全てをこなして前を向こうと思っても出来ないことがあるのは当たり前です。

この下を向いてしまう本音をあえてサビに持ってくることによって、多くの人が共感しやすいようにしたのではと思いました。

弱音を吐いた後は3、4行目のように攻撃的な言葉をならべて、苦しい未来を追い払おうとしている行動を読み取れます。

そして5行目から成長し自分たちの成長の道を作っていこうという非常に前向きなサビとなっていることが分かりました。

この歌詞から2番が始まります。

まず犬についてよく知らない人はただ犬を散歩させるといった意味だと思うでしょう。

犬を散歩させるという行為自体は何もおかしなところはないため、大抵の方はこう思うはずです。

ここから分かるように外(芸能界)で奮闘している豆柴の大群をチワワと見立てたのだと思います。

さらにチワワは体が繊細で散歩に向いていないことを知らなければこんなことには気付きません。

そのため一般の人の知らないところで頑張っていることを伝える意図もあるのだと思います。

１行目は努力している自分を見られて恥ずかしく赤面になってしまったことを表しているのでしょう。

童話シンデレラの物語は、まず貧乏な暮らしをしていたシンデレラに魔法をかけてもらい美しい姿で王子様と出会います。

魔法が解ける前に姿を消すも、途中で脱げてしまった靴により貧乏な女がシンデレラだと気付かれてしまいます。

ですが貧乏であることを気にもしなかった王子と幸せに暮らすというものです。

白雪姫と同様に私達はハッピーエンドを迎えるという意気込みを感じ取れました。

そして4行目の歌詞とシンデレラの話を引用して、最後まで美しい姿のままアイドルとして存在し続ける意味もあると思います。

1番では「残る」ことを目的としていましたが、２番では「悪い」場合でもという風に表現が変わっています。

これは決してめげることなくアイドルを続けるという彼女たちの決意の表れです。

この決意の表れとしてこの部分の振り付けとしてメンバー全員が指先を上に掲げています。

さらにこのサビの終わりにアイドルの命である顔に、パイを投げつけられるという演出も組み込まれていました。

しっかりとメイクがしてある顔にパイを投げられることは、本人達からしたら最悪な気分になるかと思います。

しかし笑顔で受け入れていたことからも強い心に成長しているという表れなのではないでしょうか。