中孝介とは
中孝介(あたりこうすけ)は、鹿児島県奄美大島出身の男性歌手です。
高校生の頃、シマ唄を歌う元ちとせに魅せられて自らも独学でシマ唄を学ぶようになりました。
2000年には、奄美民謡大賞で新人賞を受賞し、その後、日本民謡大賞では優勝を果たした実績の持ち主です。
シマ唄というと、元ちとせの他にも、最近では某カラオケ採点大会の番組に出場して殿堂入りを果たしている歌手の城南海(きずきみなみ)などがいます。
シマ唄は、奄美郡島で主に歌われる唄で、ファルセットを使う独特な節回しをする歌唱法が特徴です。
そんな難しい歌唱方法を独学で学んでいただけでもすごいことですが、その後、しっかりと実力が伴っていることには驚きです。
また、中孝介は歌うだけでなく、三味線やピアノの演奏をおこなうこともあります。
三味線とシマ唄・・・それだけで奄美の郷土に触れているような気持ちになりますよね。
そしてそれと同時に、中孝介が故郷を思う優しさを感じることができます。
中孝介の楽曲を少しだけご紹介♪
one(配信限定シングル)
2017年11月発売の配信限定のシングル。
配信限定シングルを発売するのは初めての試みになります。
深い愛を歌ったしっとりとしたバラード曲です。
ストレートに「愛」を歌っているので、その思いがより伝わってきます。
春(シングル)
2008年4月発売のシングル。
作詞は、数々の作品で活躍している声優の浅野真澄。
また、収録曲にはイルカのカバー曲「なごり雪」や、卒業ソングで多く使われる「旅立ちの日に」のカバー曲などが収録されています。
思わず懐かしい気持ちになる1枚となっています。
キセキノカケラ(オリジナルアルバム)
2011年10月発売のオリジナルアルバムです。
このアルバムの収録曲では、かりゆし58や中村中、川村結花、NOKKOなど有名ミュージシャンが楽曲提供をしています。
また、シマ唄を始めるきっかけとなった憧れの存在である、元ちとせとのユニット「お中元」の曲も収録されていて、中孝介ファン必見の1枚となっています。
このアルバムを聴くと、中孝介が多くのミュージシャンに愛される歌手であることが伺えます。
人気アニメの主題歌をカバーしたアルバム

「ベストカバーズ〜夏目友人帳〜」はテレビアニメ「夏目友人帳」の歴代主題歌をカバーしたアルバムです。
オープニングだけでなく、エンディングの楽曲までも歌い上げました。
「夏目友人帳」は女性からの人気だけでなく男性や子供などあらゆる世代に人気のアニメ。
そんな世界観を最大に引き出して歌い上げるのが、中孝介のカバーアルバムです。
しっとりとした楽曲から、テンポのいい楽曲まで様々な曲が歌われています。
優しい歌声が幻想的な雰囲気をよく出しているステキなアルバムです。
「夏目友人帳」の主人公のキャラクターソングをカバーした楽曲も収録されています。
『花』をPick Up
「花」は、2007年4月発売の3枚目のシングルです。
作詞は、森山直太朗と森山自身の曲の歌詞を、共同制作している御徒町凧(おかちまちかいと)です。
森山直太朗自身もセルフカバーしている曲です。
それでは、中孝介の「花」をもう少し詳しくご紹介していきましょう。
MV
