かっこよすぎ!キングヌー初期の代表曲

King Gnu(キングヌー)【Tokyo Rendez-Vous】歌詞解説!キザなセリフに貫かれるの画像

あなたはどのタイミングでKing Gnu(キングヌー)を知りましたか?

個人的にはアニメ「BANANA FISH」のエンディングテーマとして「Prayer X」が流れたときです。

すごいバンドが現れた!と驚愕して、他の曲も次々と聴きました。そのたびに衝撃を受けまくり!

キングヌーと同じ時代に生きていて良かった……と感動している有様です。

そもそも音楽好きですが、ここまでスゴイ!と興奮するアーティストに巡り会えるのは稀。

単純にファンといえばそれまでの話ですが……(それだけで済ませたくない何かがあります)。

「Prayer X」以前、知る人ぞ知る時代に発売されたインディーズアルバムが「Tokyo Rendez-Vous」

その表題曲で1曲目に収録されているのも「Tokyo Rendez-Vous」、初期の代表曲です。

まずはMVからチェックしましょう。

MVを見てみよう♪

King Gnu/Tokyo Rendez-Vous

最初に映るのは1970年代のいすゞのフラッグシップ「117クーペ」です。

暗い夜の路上に停まった、その車からはなぜか白い煙が噴き出ています。何事でしょうか。

怪しげなギターの音と同時に「King Gnu」の文字が飛び出します。冒頭だけでも既にオシャレ!

一転して電車の3号車2番ドア前に。ドラムの音と同時に勢喜遊さんの演奏シーンが挟まります。

電車が駅に着くとホームから乗り込んできたのは赤いフードを被った常田大希さん。無表情です。

サラリーマンたちの冷たい視線が集まります。イントロ終わりでタイトル「Tokyo Rendez-Vous」。

後に壊れたカラフルな拡声器を片手に、常田大希さんが山手線の車内でラップを始めます。

サラリーマンの耳元に拡声器を当てたり、混み合うなか移動したり、やりたい放題……。

キングヌーってこんなに危ないの?と思ったことでしょう。ところがこれだけではありません。

怪しげな人たちが続々登場します。とくにヤバイのは超ファンキーなDJ

キングヌー4人がそろってドライブする映像も挟まります。運転しているのは井口理さんです。

演奏シーンのほか、東京の夜景、出演者総出のヘドバン(ヘッドバンギング)など……。

混沌とした仕上がりなので、何度も見てお気に入りポイントを見つけたいところです。

ただ、ひたすら危ない人たち……と引いてしまったかもしれません。

ここでキングヌーをあきらめてしまうと非常にもったいないので、ライブ映像をどうぞ♪

りんご音楽祭2018

King Gnu/Tokyo Rendez-Vous @ りんご音楽祭2018

むちゃくちゃカッコイイでしょう。ひたすらカッコイイと書き続けそうな勢いですが解説します。

ベース新井和輝さんドラム&サンプラー勢喜遊さんのルーツはブラックミュージック。

ほとんどジャズっぽいですね。

さらにボーカル&ギター常田大希さんはケンドリック・ラマーをリスペクトされています。

ヒップホップもブラックミュージックの一種。つまりラップは音楽的アプローチなわけです。

ヤンチャな勢いで山手線をジャックしたのではなく、音楽表現の一環としてのMV撮影

むしろキングヌーの音楽そのものがヤバイほど怪しげ!その音楽には相応の映像が必要です。

常田大希さん率いるPERIMETRON(ペリメトロン)だからこそ制作できたMVでしょう。

これだけのことをインディーズ時代に成し遂げる奇才ぶり!続いて歌詞の解説に移ります。

東京は集団の象徴?

King Gnu(キングヌー)【Tokyo Rendez-Vous】歌詞解説!キザなセリフに貫かれるの画像

集団と個人の関係性

走り出す山手に飛び乗って
ぐるぐる回ってりゃ目は回る
隣のあんた顔も知らねえ
溢れかえる人で
前も見えねえんだぜ
トーキョー

出典: Tokyo Rendez-Vous/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

タイトルにもなっているように東京の歌です。東京にお住まいの方はすんなり入れるでしょう。

ただ、常田大希さんと井口理さんは長野県伊那市、勢喜遊さんは徳島県阿南市のご出身です。

新井和輝さんは東京都福生市のご出身。その後、山手線を利用するようになったのでしょう。

東京は様々な場所から人が集まる街。電車に乗れば知らない人だらけなのは日常のはずです。

もちろん東京以外の場所でも似たような状況はあるでしょう。

通勤や通学のため毎日のように電車を利用する場合、車内の混雑には慣れるしかありません。

それでも知らない人だらけの混み合った集団に紛れるのは違和感がある人もいるものです。

おまけに山手線はぐるぐる回っています。都会の忙しさで目が回る様子も見受けられます。

集団に属しながらも個性が際立つキングヌーやペリメトロンのメンバーたち……。

東京は集団の象徴、それぞれ身近な集団を重ね合わせてイメージすることもできるでしょう。

自分らしさを大切にしよう!というポジティブなメッセージも含まれているのかもしれません。

キザなセリフの理由

King Gnu(キングヌー)【Tokyo Rendez-Vous】歌詞解説!キザなセリフに貫かれるの画像

キングヌーのメッセージ

この身一つを投げ出して
キザなセリフを投げ売って
触れてみたいの
見てみたいの
トーキョー

出典: Tokyo Rendez-Vous/作詞:Daiki Tsuneta 作曲:Daiki Tsuneta

東京を舞台としたラブソングが基本です。ただしキングヌーとしてのメッセージもあり!

「キザなセリフ」とは歌詞のことでしょう。東京にやってきた音楽家の心情が読み取れます。

キザな歌詞を書いて歌い、ライブで演奏……誰かの心に響く光景を見たい!ということ。

Daiki Tsuneta Millennium Parade/Prêt&Porter