「僕の見ている風景」の1曲目

嵐「movin' on」の意味を知ってる?歌詞を独自解釈!今こそ前に進もう…心が強くなれる1曲の画像

「movin' on」は2010年8月リリースの、9枚目のアルバム「僕の見ている風景」の1曲目に収録されています。

前年が10周年イヤーに当たり、ベストアルバム「All the BEST! 1999-2009」が発売になっています。

そのため「僕の見ている風景」は2年4ヶ月振りのオリジナルアルバムです。

デビュー10年という大きなステップをクリアしたの、新たな進化へのスタートになるアルバムです。

アルバムのコンセプトは「変化なき変化」。

老舗のお菓子や伝統工芸品のような(例えが変ですが)コンセプトです。

「変化」はしないけど「進化」はし続ける。

常に多くの人に受け入れられ、第一線を走り続けて高みを目指すためには、重要なコンセプトだと思います。

デビュー10周年の快挙・ミリオンセラー

嵐「movin' on」の意味を知ってる?歌詞を独自解釈!今こそ前に進もう…心が強くなれる1曲の画像

ベストアルバム「All the BEST! 1999-2009」は初のミリオンセラーになりました。

くしくもデビュー10周年にミリオンセラーを達成したんです。

その翌年にリリースされた「僕の見ている風景」。

ベストアルバムに続けて、オリジナルアルバムで初のミリオンセラーを達成しました。 

なんと2年連続でのミリオンセラー達成という快挙を成し遂げるのです。

もう、その勢いは誰にも止められないという感じです。

ジャニーズ所属歌手によるオリジナルアルバムのミリオンセラーは『A album』(KinKi Kids)以来2作目で、累計売上は『A album』を上回ってジャニーズ所属歌手のオリジナルアルバムでは現時点で最大の売上を記録している。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/僕の見ている風景

トップグループに駆け上がっていくパワーに満ちている曲

ちょうどこの時期は、嵐が日本のトップグループに駆け登っていく勢いがピークになってきている時期です。

前々年には初めての国立競技場でのライブ開催。

前年にはベストアルバム「All the BEST! 1999-2009」がグループ初のミリオンセラーを達成

フジテレビ系列の「VS嵐」がゴールデンタイムに進出。

さらに年末には「第60回NHK紅白歌合戦」に初出場

2010年になってからも、日本テレビ系列で「嵐にしやがれ」が放送スタートと、ものすごい勢いです。

このピーク時に、さらに上を目指そうとしている嵐メンバーのパワーに満ち溢れた曲が「movin' on」です。

そして「movin' on」は、日本航空(JAL)のTVCM「 感謝を行動に」編にも採用されました。

それではその歌詞を見ていきましょう。

その歩みは誰にも止められない

'Cause I'm movin' on movin' on baby...
movin' on movin' on baby...
just now, movin' on

出典: movin' on/作詞:みうらともかず・小川貴史 Rap詞:櫻井翔 作曲:Dr Hardcastle・Dice Taylor・youwhich

「だから僕は進み続ける」「今、進み続けている」

直訳っぽくなってしまいますが、こんなイメージでしょうか。

嵐の場合はデビュー以来10年以上、ここまでの歩みを止めていません。

さらに加速して、もっと先を見据えています。

10周年の節目も過ぎたけど、止まっている場合じゃない。

そんな勢いを感じ取れます。

皆で一緒になって前に進もう

散りばめて来た無数の輝き(瞳) 永遠に瞬くように
次へ次へと 強く連なって 確かになった一歩
この波は途切れない

出典: movin' on/作詞:みうらともかず・小川貴史 Rap詞:櫻井翔 作曲:Dr Hardcastle・Dice Taylor・youwhich

これまでの自分たちの歩みを、思い浮かべているような言葉です。

「輝き」「瞳」は、嵐メンバーのものでもあり、支えてくれているファンやスタッフのことでしょう。

皆の思い、力が一体となってここまで来れた。

そしてまだまだ止まらない。未来へと続いていく。

大きな流れを感じることができます。

世界を巻き込んでもっと先に進もう

そう 何処までも
舞い上がるなら高く 信じたならその先 まだ間に合うから

出典: movin' on/作詞:みうらともかず・小川貴史 Rap詞:櫻井翔 作曲:Dr Hardcastle・Dice Taylor・youwhich

一体になった思い、パワーは、前に進むというより、より高みに登って行く感じですね。

そして、新たに加わる仲間たちに対しても、まだ間に合うからと、手をさし伸べています。