周囲の変化にショックを受けた過去
かつてSHOは周囲の人間が合法ハーブによって豹変する様子を至近距離で見ていました。
合法ハーブの流行が収束した後も、彼の潜在意識には薬物の恐ろしさや影響が植え付けられていたのです。
近しい人間が薬物に手を染めていたからこそ、苦しんでいる人々と同じ目線に立って作詞したのでしょう。
吸わない合法ハーブ
出典: 薬物はやめろ/作詞:Shohei Yokota 作曲:Shohei Yokota
このフレーズには、過ちを犯した近しい人物への想いが込められているようです。
何から目覚めなければならないのか?
まやかしの世界から脱出しよう
目を覚ませ今目を覚ませ
目を覚ませ今目を覚ませ
出典: 薬物はやめろ/作詞:Shohei Yokota 作曲:Shohei Yokota
薬物に陶酔している様子は、夢を見ている状況と似ている部分があります。
その類似点から着想を得て、上記の表現が用いられているようです。
薬物が人間に見せる世界は、痛みや苦しみがありません。
まさに夢見心地。
そのため、依存してしまう方が多いです。
しかし、代償が非常に大きく、人生の足かせとなりかねません。
一刻も早く偽りの世界から脱出してほしい…。目を覚ましてほしい…。
目覚めなければならないことを繰り返し訴え、薬物による微睡みをかき消そうとしているのでしょう。
悪夢のような作用に怯え
前述で記載した通り、SHOは薬物が人体に及ぼす影響を実際に見ています。
薬物によって引き起こされる幻覚作用を目の当たりにした時、悪夢にうなされているような気分だったのかもしれません。
何度も心の中で、「悪い夢なら醒めてくれ」「目覚めろ」と叫んだでしょう。
「今、~」「目を~」は、実体験から生まれたリアルなフレーズなのです。
自分次第で未来は変わる
しっかり今の自分と向き合おう
一瞬の快楽を求めて薬物を使用したがゆえに、その後の人生の歯車が大きくずれているケースは多々あります。
SHOは、このような実情を踏まえて下記の詞を加えたのではないでしょうか。
未来をつくる今の姿
出典: 薬物はやめろ/作詞:Shohei Yokota 作曲:Shohei Yokota
自身の選択した行動1つ1つが積み重なって、自分の未来の姿を作っていきます。
しかし、たった1回の過ちで人生が終わる訳ではありません。
自分の現在の行動や意識によって、未来を変化させるチャンスが生まれます。
過去ではなく、今の自分自身が未来をつくるのです。
現状と真摯に向き合って行動を正すことの重要性が示されています。