そばにいた 日々のこと
時が過ぎて思い出せなくても
目を閉じて 深く思う
きっとまた 会いにゆけるから

出典: closer again/作詞:Miyuu 作曲:Haruka Mizuguchi

いつもそばにいてくれた大切な人に、会えなくなってしまったようです。

突然その場にいなくなってしまえば、当然人はその相手を思い出すもの。

ですがその相手は今自分のそばにいないだけで、どこか別の場所にいるのでしょうか。

今は無理でも、いつか会いに行くと見えない相手に約束を交わします。

皆が笑ってくれるように頑張るから

尊いものが大切な人が
笑っていられるように風になろう

出典: closer again/作詞:Miyuu 作曲:Haruka Mizuguchi

会いに行く前に、今やるべきことがあります。

守ることができた大切な人たちが、これから幸せな未来を歩めるようにしなければなりません。

それは一人でできるようなものではありませんが、自分の力はどこかで必要になるでしょう。

そうして笑顔を作っていくのが、2行目の「風」のように思えます。

これを残った人々一人一人が作っていくものなのです。

人々の間に吹き抜ければ、大人も子供も明るく前向きになれるでしょう。

「皆」でいられるように

失うことも諦めることも
手に入れるためには仕方ないの?
for no reward we’ve got one love
運命にさえ抗えるのなら once time
違う(could I) 僕らがここにいたの
How can we come closer again?

出典: closer again/作詞:Miyuu 作曲:Haruka Mizuguchi

大切なものを守ろうとしても、全部の大切なものを守り切ることはできないかもしれません。

そうだったとして「仕方がなかった」「それが運命だった」と、言う人もいるでしょう。

しかし本当にそうなのでしょうか。

言われた方は簡単に納得できないのです。

もっとあがくことができたなら、今いない人もそこにいられた可能性があります。

過ぎてしまったことは変えられませんが、これから起こる運命は変えられる。

もう一度抗えば、再び一緒に皆でいられるチャンスが巡ってくるのではないでしょうか。

歴史は繰り返される

Miyuu【closer again】歌詞を解説!失うことも仕方ないの…?「リヴィジョンズ」挿入歌の画像

Miyuuさんは「歴史は繰り返される」という言葉から「closer again」の歌詞を書かれました。

とても有名な言葉ですが、「リヴィジョンズ」の物語からその言葉を連想したそうです。

大切で守りたいものは、誰でもあるでしょう。

しかし、それを守り切れないことがあるのが現実です。

その時人はああだったら、こうだったら…と後悔します。

時間を巻き戻せたらと思うことばかりですが、残念ながら時間は巻き戻せません。

結局、それを繰り返して人生を歩んでいきます。

同様に世界の歩みも、その繰り返しなのです。

それが「歴史は繰り返される」ことなのではないでしょうか。

「closer again」も「仕方ないのかな」と嘆いては進み、また嘆いては進んでいます。

誰でもやるであろうリアルな変遷です。

「リヴィジョンズ」の主人公の想いを綴った感動の1曲!

Miyuu【closer again】歌詞を解説!失うことも仕方ないの…?「リヴィジョンズ」挿入歌の画像

「closer again」の歌詞について解説しました。

子供の輝きを含んだ運命を信じ、運命に抗おうとする様はまさに「リヴィジョンズ」の主人公です。

その物語と世界観を美しく歌い上げて物語を彩っているのが「closer again」。

「リヴィジョンズ」も一緒に観て「closer again」を楽しむのがオススメです!

最終話まで見れば、この歌詞の美しいつながりも分かりますよ。

最後に、Miyuuさんの記念すべき1stシングル「リヴィジョンズ」のEDを紹介します。

YouTube出身アーティストMiyuuがついに1stシングルをリリースしました!リード曲である『never be fine』は男女の駆け引きを描いた一曲。共感しすぎて反省したくなる人もいるかもしれない??そんな“あるある”が潜む歌詞に迫ります!

「never be fine」は、男女の複雑な関係を描いた歌詞です。

「closer again」とはまた別の意味でリアルな光景を描いています。

恋愛をしたことがある人は特に共感しちゃうのではないでしょうか!?

アニメ「revisions リヴィジョンズ」ED曲である『カーテンコール』のMVを徹底解釈してみました!WEAVERのベストアルバム『ID 2』に収録された新曲とは、一体、どんな曲なのでしょうか?