「ER」は。まさしく映画「エイトレンジャー」のために作られた歌で、主題歌に使われています。コントとは違って、かなりかっこい曲になっていますよ。
そして映画の内容も、コントは違ってなかなかシリアスになっています。戦闘シーンもありますし、エイトレンジャー結成の瞬間も描かれていて面白いですよ。
しかし、やはり基本的にはお笑い要素が強いので、あまり構えず、ゆる~い気持ちで見られるのも魅力です。
2012年に映画化が決定。7月28日全国東宝系ロードショー。物語の舞台は、最悪のシナリオをたどった未来の日本。コンサートの企画をベースにしながらも、ヒーローの仮面に隠れた心に傷を背負った7人の青年がその環境に屈することなく生きる力を生み出す人間ドラマを描く。監督は堤幸彦、エイトレンジャーを導く“伝説のヒーロー”役に舘ひろしが決定している。
出典: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/関ジャニ戦隊∞レンジャー
コントとは性格にも違いあり
レンジャーの性格もコントとは異なります。末っ子気質のイエローレンジャーはワガママで偉そうな性格で、ロック歌手になる夢を捨てられません。
グリーンレンジャーはなぜかキツい鹿児島弁を話します。しかも人が良すぎてすぐに騙されてる、典型的な「いい人」です。
ブルーレンジャーは青いものばかり好む変人ぶりを発揮しています(髪もブルーでマッシュルームカット)。
レッドレンジャーはアル中で酔拳が得意ですし、ブラックレンジャーはギャンブル依存症、オレンジレンジャーは通販にはまって散財しています。
ナスレンジャーは童貞で女性にモテるためにエステに通いまくるなど、美容にこだわった生活をしています。八重歯がキラリと光るのが特徴です。
いかがでしょうか?コントの方でもかなり個性的なレンジャーたちでしたが、映画でもひと味違ったクセの強さを発揮していますね。
それぞれのキャラが立っているので面白いです。
2014年には映画第二弾も
ちなみに、2014年に公開された「エイトレンジャー2」でもエイトレンジャー名義で主題歌を出しています。こちらは「ER2」という曲で、やっぱりかっこいいです。
コントに比べてキャラクターの性格も違い、お笑い要素は残しつつもシリアスな仕上がりになっている「エイトレンジャー」。
特にレッドレンジャーが今回はソロで活動する場面が多く、とてもかっこいいです。お笑い要素強めの「エイトレンジャー」でありながら、裏切りなどのシリアスな展開もありますよ。
気になる人は、ぜひ「エイトレンジャー2」をチェックしてみてくださいね。
「ER」の歌詞を紹介
それでは、「エイトレンジャー」の世界観たっぷりの「ER」の歌詞をご紹介しましょう。
「信じる事さえも怖くなるなら信じぬ事」
I know… 至ってSimpleだ
誰かの理解を 欲しがっているなら
信じる事 意外と切り離せないぜ
出典: ER/作詞:UNIST 作曲:UNIST
歌い出し部分は、まさに「エイトレンジャー」のオープニングを彷彿とさせます。世界が荒廃していて、希望のない世界がよく表現されています。
脳内で…
外部を切断 独断で進む果ての新世界
出典: ER/作詞:UNIST 作曲:UNIST
この部分は、エイトレンジャーとしてエイトシティを守ろうと立ち上がる場面にぴったりです。荒廃しきった世界でも、どうにか希望を見つけ出そうという前向きさが力強いです。
その身勝手が破裂して 招いた無数の事態を
嘆いたって 結果いつだって
腹の足しにもなりゃしないぜ
妬み合っては 愚痴撒いて 時代に犠牲も払って
また守って ただ維持して ±0付近で立っている
出典: ER/作詞:UNIST 作曲:UNIST
映画では、レンジャーそれぞれがアルコール依存症や通販、ギャンブル依存症など様々な理由で借金を負っています。そして、荒廃した世界。
これまでの行いが徒になった先にある希望のない世界で、どうにかこうにか前に向かおうと歩み出すエイトレンジャーの姿と重なる歌詞です。
そうですきっと天邪鬼なんです
「やれ!!」と言われりゃやりたくなくなるし
「もうダメだ」なんて誰かの言葉が
世界救世の命に聞こえる
果たしてこの世は何処いくの?
みんなソロッテ並んで何処いくの?
俺の好きだった街も 空の色さえも
追われてみんな変わっていく
出典: ER/作詞:UNIST 作曲:UNIST
二番では、見慣れた世界が変わっていく切なさのようなものが歌われています。
やれと言われたらやる気がなくなるというのも、救世主にされたことに後ろ向きなエイトレンジャーの姿と重なります。
最終的には世界を救ってくれますが、エイトレンジャーは驚くほどやる気がないですからね(笑)