sui【君の映画のエンドロールに】歌詞を解釈！不思議な魔法とは？どんなエンドロールにしたいのか深読み

遂に、別れの時がやってきました。

たった2分にも関わらず、他のどんな映画よりも長く感じたストーリーが終わります。

踊って歌って楽しんだ体を労わるように、風が頬をすり抜けるのがわかります。

その風が吹いた方向を見ると……そこには盛大なエンドロールが待っていました。

いつの間にか流れた涙も、風が優しく運んでくれます。

目に涙をいっぱいに溜めて笑い合った笑顔は、この数年間で1番の輝きを放っていました。

思い出を振り返った後も、余韻に浸る2人。

このままアルバムを閉じて、押し入れの奥にしまい込むのは少し寂しい気持ちになります。

いつでも手に取れるように、すぐそばに置いておきたい……。

そんな思いから、この映画は2人のポケットにしまわれることになります。

心躍る楽しい時も、打ちのめされそうな夜も、2人は決して1人になることはありません。

ポケットの中を確認すれば、確かにそこには思い出が詰まっています。

その思い出を武器に、今日も歩き続ける2人。

いつしか2人が強くなり、思い出を振り返る日が少なくなっても、変わらずにあり続けるのです。

君のために出来た映画は、これまで君に関わってきた全ての人が「出演者」として名を連ねています。

お世話になった先生やお父さん・お母さん、友達、顔も知らないようなあの人まで、全て。

エンドロールにずらりと並ぶ名前を見ているだけで、これまでの数年間が蘇ってくるような感覚になります。

そして、最後を飾るのは主人公である君の名前。

最後の1つ前には、これ以上ないほどの友情を分かち合った僕の名前が刻まれていました。

思い出の中で君の姿が色褪せないように、僕もまた君の記憶の中で変わらずに生き続けます。

ふと懐かしくなった時には、いつでも映画の中で待っているから……。

そこには永遠に変わらない友情が輝き続けているのです。

TikTokで爆発的な人気を誇るsui。

あたたかい歌声で多くの人を惹きつけていますが、他にもTikTokで人気に火が付いた楽曲がたくさんあります。

その代表的な1曲として有名なのが、優里の「ドライフラワー」。

恋心を抱えるすべての人が、思わず締め付けられるような気持ちにさせられる楽曲です。

一見枯れないはずのドライフラワーですが、そこに込められた切ない想いとは一体何なのでしょうか。

そして、こちらも突如登場して話題を呼んだ和ぬかの「寄り酔い」。

女性目線で歌われる切ない歌詞が、多くの女性から共感の声を集めています。

もっと近づきたいのに、どうしても1歩踏み出せない……。

そんなもどかしい気持ちと、主人公が勇気を出して伝えた恋心に注目です。

今後もTikTokやYouTubeなどで、数々のアーティストが生まれ、活躍していくと思われます。

そんな中話題となったsuiも、現代音楽を語る上で欠かせない存在になることは確か。

彼の持ち味である声と、共感性の高い歌詞は、今後もチェックが欠かせません。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。