1番のAメロでは、イントロ前半部分に出てきたバレーボールの絵が再び登場します。
歌詞の中では「バレーボール」という言葉は一度も出てきません。
しかし、ここでバレーボールの絵が登場することにより「主人公はバレーボール部だ」と理解できます。
主人公は、バレーボール部の朝練に参加していた。
だから、一時間目からすでに汗だくになっているのだということが分かりますね!
「教師」が登場
女のこって面倒くさい 教師はインターハイ選手
振りかざしてる ご自慢の栄光
出典: ガールズインターハイ/作詞:みきとP 作曲:みきとP
ここでは、長い髪の女性が登場します。
歌詞の内容と照らし合わせると、恐らくこの女性が「教師」なのでしょう。
ワンハンドトスのポーズで、ボールを撃ち返そうとしている「教師」。
美しい女性ですが、とてもプライドが高そうな雰囲気が漂っていますね。
涙目になっている主人公
背伸びをしても届かなかった コート裏でぶたれた右の頬
出典: ガールズインターハイ/作詞:みきとP 作曲:みきとP
ここで初めて、主人公らしき女の子が登場します。
右の頬を抑えながら、涙目になっている女の子。
これは勝手な妄想ですが、もしかしたら先ほどの「教師」に𠮟られて頬をぶたれたのかも!?
「届かなかった」といっているので、主人公は自分の力不足を悔しく感じているのでしょう。
その悔しさのせいで、泣きそうになっているのだと解釈できます。
"スポ根もの"という雰囲気が、とてもよく伝わってくるシーンですね。
カッコイイ表情の主人公に注目!
ああ夢はどうしたと誰かがいった 手を伸ばした先には何がある
ああ
出典: ガールズインターハイ/作詞:みきとP 作曲:みきとP
ここでは、迫ってくるバレーボールをトスしようと構えている主人公が登場します。
先ほど登場した涙目の顔とは打って変わって、とてもカッコイイ表情をしていますね。
悔しい思いも乗り越えて、ひたすら練習に打ち込む。
そんな主人公の姿を表現しているのでしょう。
舞台は「埼京線」へと移り変わる
痴漢に十分気をつけて ほら満員電車の埼京線
迫り来る盗撮マニアたち 御年四十オーバーキルだ
出典: ガールズインターハイ/作詞:みきとP 作曲:みきとP
2番に入ると、バレーボールの話から一変して、痴漢の話に移り変わります。
先述した「痴漢撲滅キャンペーンポスター」を連想させるような展開ですね!
ここで描かれているのは、歌詞にも登場する「埼京線」のイラスト。
主人公は「埼京線」を使って、毎日通学をしているのでしょう。
そして、盗撮しようとする痴漢たちと戦っていることが分かります。
部活だけでなく通勤電車の中でも、油断できない戦いが繰り広げられているなんて大変ですね…。
花びらと煌めきが表しているものとは?
Death…線路に突き落しちゃえ 少女はインターハイ選手
こんなとこでまだ 降りるわけにはいかない
出典: ガールズインターハイ/作詞:みきとP 作曲:みきとP
ここでは、具体的な描写は特にありません。
美しい花びらと煌めきだけが描かれた、非常にシンプルなイラストが登場します。
でも、恐らくこの花びらと煌めきを描くことによって「主人公の強さ」を表しているのでしょう。
涙をこぼす主人公を表現
心の奥でこぼれた涙 屋上で告られた昼休み
出典: ガールズインターハイ/作詞:みきとP 作曲:みきとP
ここでは、先ほども出てきた涙目の主人公が再び登場します。
しかし、目元だけが登場しており、ぶたれた頬や押さえた右手は出てきません。
涙をこぼす姿を表現したいから、あえて目元だけを強調しているのでしょう。