シド【声色】歌詞の意味を解釈！変わってしまった現実とは？あなたの声色で繋ぎとめてる二人の関係を紐解く

さあ大詰めですね。

こちらは2番のアレンジとなっています。

2番のサビにおいては日に日に声が細くなっていたのですが、ここではそうした儚さは消え去っています。

まるで離れていてもこの愛しさは変わらないと宣言しているかのようです。

締めの口調が「かな」と不確かだったのが「から」と言い切る形になっている点もそれを裏付けています。

さてここではタイトルにもなっているあなたの「声色」こそが二人を繋ぐものだとしています。

思えば冒頭で、その声は会えなくても離れることはないと語られていました。

声というものは、固有の響きを持つその人の証のようなもの。

歌詞の中でもその声は、掠れていて、それでいて優しい、のように愛すべき対象として回顧しています。

恋人の真っ先に思い出される温もりの象徴が「声色」であり、その記憶こそが二人を繋ぐのだと告げているのでしょう。

シドの切なくもひと筋の希望を照らすようなバラード【声色】いかがだったでしょうか？

世界が様変わりしてこれまでの幸せな日常が奪われていく。

それはまるでリリース時期に世界を蔓延する病と暮らしの不安と経済の不振に陥れたコロナ禍を想起させます。

そんな中でも大切な人との絆が途切れないよう、その声色を記憶に留めておきたいものです。

さてOTOKAKEでは他にもシドの楽曲に関する記事が多数執筆されています。

この機会に是非チェックしてみて下さいね！

シドの同様に別れを想起させる曲としては【嘘】こちらも必見ですね。

アニメ「鋼の錬金術師」の主題歌にもなった【嘘】に見られる愛憎劇も見応えありです。

またアニメの主題歌繋がりでは「BLEACH」の主題歌となった名曲【乱舞のメロディ】こちらも外せません。