この歌詞の主人公は、日々の出来事に疲れています。

日々の出来事とは何か。

家族や担任と出てきていますから、まだ学生さんでしょうか。

何か気持ちが折れる様な出来事があり、かなり落ち込んでいる様子。

しかしその話を聞いた友人は、「みんなそうだ」と話しています。

落ち込んでいるのはお前だけではない。

俺だって辛いことはあるんだよと、言っているのがわかります。

確かに学生の時は小さなことでクヨクヨしたり、失恋したり。

はたまた友人と大喧嘩をしたり、そんなことを繰り返して大人になったものです。

この歌詞に出てくる学生たちも、そんな色々なことで悩みを抱えているのでしょう。

早口の歌詞と前向きなサビ

(山田)
Future もっと感じたい
(山田・知念) 
Future もっと信じたい
(山田・知念・有岡) 
Future もっと見上げたい  

(全員)
ピンチはチャンスなんだ My friend
(全員)
フラついてんなら Stand by you
(全員) 
ピンボケ未来なんて Good-Bye
(全員) 
ほら光が見えたよ悲しみ It's Over 

出典: OVER/作詞:zopp 村野直球 作曲:Devante Cederholm Filip Lindfors

彼らは未来を信じたいと願っています

そして悩んでいる主人公は、何かのピンチに遭遇していることがわかりました。

ピンチにあったらから疲れていて、自暴自棄になっていたのかもしれません。

しかし全員で励ますサビに突入します。

ピンチはチャンス、何て良い言葉でしょうか。

大人になった今、ピンチをチャンスだと思える事は段々と少なくなってきます。

現実世界はあまりに厳しく、時には本当にくじけそうになることもあるのです。

でもそんな時、こんな歌詞を見たら「やってやろう」という気になるかもしれません。

筆者もとても大変な日々を過ごすこともありますが、ネガティブな思考はいけないと痛感します。

そんな時にこの歌を聞けば、未来と繋がる気がしそうです。

ピンぼけの未来なんて終わりにしようと友人に投げかけられたら、前向きに生きることでしょう。

恋人にフラれたことが発覚

(山田・中島・薮)
授業中だぞ泣くなよ Over
(知念・岡本・森本・高木)
だって彼女に 
(知念)
「フラれたんだ Over」
(有岡・伊野尾・八乙女)
俺でいいなら聞くけど Over
(山田・中島・薮)
放課後話聞いてよ Over

出典: OVER/作詞:zopp 村野直球 作曲:Devante Cederholm Filip Lindfo

ここで実は主人公がフラレていたことがわかりました。

彼女にフラレてしまい、落ち込んでいる様子です。

そんな友人を励まそうと、やはり電話で会う約束をしているのでしょう。

放課後話を聞いてもらいたいのです。

筆者も学生の時、失恋をするとこの世の終わりかの様な姿になりました。

そんな経験は誰にでもあることでしょう。

この歌詞はそんな昔の思い出を蘇らせてくれます。

励ましと納得

(知念・岡本・森本・高木)
誰か笑えば誰か泣いて Over
(有岡・伊野尾・八乙女)
光と影にわかれる Over 
(SEVEN)
そんなもんだ 俺だってそうさ Over
あふれる涙は紙一重 BEST

(山田)
Future もっと感じたい
(山田・知念) 
Future もっと信じたい
(山田・知念・有岡)
Future もっと見上げたい  

出典: OVER/作詞:zopp 村野直球 作曲:Devante Cederholm Filip Lindfors

学生同士の会話なのに、とても説得力のある歌詞です。

確かに誰かが泣けば、誰かが笑うでしょう。

特に恋愛の場合ならなおさらですよね。

失恋をして悲しくても、未来を見つめていかなければいけません。

友人たちにも未来を信じる様に言われています。

辛いことが合っても諦めてはいけない。

本当にそんな当たり前のことを、改めて文字にされると重みを痛感します。

とにかくポジティブ

(全員)
ピンチはチャンスなんだ My friend 
フラついてんなら Stand by you 
ピンボケ未来なんて Good-Bye 
ほら光が見えたよ悲しみ It's Over 


(知念・有岡)
ボクラハ イツデモ
(中島・八乙女) 
デキナイ コトナド 
(山田・薮)
ヒトツモ ナイノサ
(全員)
そう、未来が待っている 

俺はいつでも見方だから 
(山田)
With you

出典: OVER/作詞:zopp 村野直球 作曲:Devante Cederholm Filip Lindfors

最終的にやはり、持つべきものは友人だなという歌詞でした。

何と前向きで未来を見つめている歌詞でしょう。

友人の辛さに一緒に立ち向かってあげる学友。

この歌詞を見ていると、すごく懐かしい気持ちになります。

また彼らが歌うからこそ、この若くてほろ苦い歌詞が魅力的に映るのでしょう。

歌詞のOverの意味は2つある!

このOverの意味には、「以上」という意味の他にもう1つあります。

それは「このネガティブな思考を終わりにしよう」という意味です。

つまりかけているわけです。

歌詞を見ていてわかりましたが、とてもポジティブな歌詞でした。

だからこそ、終わりにしようの意味で使われているOverには深い意味を感じます。

非常にまとまりがある歌詞の世界観は、納得できるように終わりに向いました。