いつかきみはたちあがる
どんなに道は険しくとも
雨にうたれ 風に吹かれ
果てない壁に 阻まれても
影に追われ 声におびえ
荒ぶる波に さらわれても

出典: きみはうつくしい/作詞:七尾旅人 作曲:七尾旅人

荒ぶる波とはやはり津波のことでしょう。本当に、人間にはどうしようもない自然の脅威です。

ただ、それでもいつか立ち上がる人々はやはり美しいという言葉以外のなにものでもありません。

災害から年月が過ぎ、今なお困難と直面されている方々もたくさんいることでしょう。

いまだ絶望的な暗いトンネルの中かもしれません。それでもいつかという歌声が響きます。

やがて…光を!

七尾旅人【きみはうつくしい】歌詞を独自考察!泥まみれの汚れた顔も美しい…偉大なる小さな変化に注目!の画像

それでも美しい

ぼくを忘れ 嵐に呑まれ
崖の上で 揺らいでも
きみはうつくしい
きみはうつくしい

出典: きみはうつくしい/作詞:七尾旅人 作曲:七尾旅人

なるべく冷静さを保ってきましたが、「きみはうつくしい」の歌詞解説をしながら号泣です。

七尾旅人さんの大切な方は、七尾旅人さんのことを忘れ、崖の上で揺らいだのでしょう。

それでも美しいと歌っておられます。その一言に集約されている思いが切なすぎます。

この一言にたどり着くまでに、七尾旅人さん自身も時間がかかったのではないでしょうか。

小さな変化はここにも…

世界よ
やがて おしみなき ひかりを
Great little changes
きみはうつくしい

出典: きみはうつくしい/作詞:七尾旅人 作曲:七尾旅人

偉大なる小さな変化は、困難に直面する人々の内面にも、自然の脅威に見舞われた土地にも……。

そして命を落とされた方にも、残された方にも訪れる……ということではないでしょうか。

生死すべてを含む世界に、やがて光を!と七尾旅人さんは願っています。

ここでも期限つきではない「やがて」という言葉が使われていることに優しさを感じます。

実際に「きみはうつくしい」という楽曲ができ上がるまでには、年月がかかったようです。

この美しい歌こそが七尾旅人さん自身に起きた“偉大なる小さな変化”だったのかもしれません。

お祭り男といえば…

七尾旅人【きみはうつくしい】歌詞を独自考察!泥まみれの汚れた顔も美しい…偉大なる小さな変化に注目!の画像

「きみはうつくしい」を聴いて、少しずつ立ち上がる!と勇気づけられた人も多いでしょう。

そんな七尾旅人さんといえば、フェスにたくさん出演するお祭り男の側面もあります。

キャラは違いますが、お祭り男といえばナオト・インティライミさん

Mr.Childrenの桜井和寿さんとのコラボ曲「Amor y sol with 桜井和寿」がおすすめです。

ちなみに七尾旅人さんはミスチル桜井さんとフェスで「Rollin Rollin'」を歌っておられます。

何かとご縁があるということで、こちらの記事もチェックしてみましょう♪

「Amor y sol with 桜井和寿」の読み方は「アモール イ ソル」で「愛と太陽」という意味!ミスチル桜井&ナオト・インティライミのコラボは10年越しの夢?キャラにない真剣さに心打たれます。ラテン系バラードの熱い情熱に浸りましょう♪

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね