D-51最大のヒット曲!

沖縄出身のデュオ

【D-51/NO MORE CRY】歌詞の意味を詳しく解説!大切な「君」とは誰のことを表している?の画像

D-51(ディーゴーイチ)は沖縄出身のYASU(吉田安英)とYU(上里優)によるボーカルデュオ。

2003年に沖縄のストリートライブから始まった2人が、2004年にメジャーデビューを果たしました。

翌年の2005年に発売された3rd枚目のシングルが「NO MORE CRY」です。

この曲はテレビドラマ「ごくせん2」の主題歌として多くの人に浸透しましたね。

D-51の歴代シングルでも最高となる40万枚以上を超える大ヒットを収めました。

ジャケット写真の青空は、楽曲のイメージだけでなく2人の伸びやかな声にもとても似合っています。

それでは歌い出しから懐かしくなること間違いなしのフルMVをどうぞ!

大地と青空が味方

まず澄んだ声が聞こえてきて、軽快なリズムにメロディーが乗ってきます。

その後すぐに柔らかくて優しい声。

「大切な人への感謝」と「頑張ろうよ!」という温かいメッセージが歌から伝わります。

空だけが動いている映像は少しネガティブだったり、より聞いてほしい部分の強調でしょうか。

ところでこの曲、声だけ聞いているとひ弱な青年が出てきそうな雰囲気がありませんか?

でも、歌ってる2人が映ると、意外に強面(コワモテ)。

「NO MORE CRY」よりも「なんくるないさー」が似合いそうな……。

そういえば「D-51」の名前は有名な蒸気機関車D51(デコイチ)から決まったそうです。

「全国を走り回っている」ことから関係者の方が「全国に知れ渡るように」と名づけられました。

ですが2人とも、そもそも「デコイチ」を知らなかったという……。

このエピソードを聞いたらほっこりしてしまいました。笑

ごくせん2主題歌に抜擢!

青春を後押しする主題歌

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熱血教師・ヤンクミ(仲間由紀恵さん)と不良っぽい生徒たちが織りなす青春ドラマ「ごくせん」。

2002年のヒットを受けて2005年に第2シリーズが制作されました。

放送当初は「ごくせん」の表記でしたが、DVD化する際に「2005」をつけて区別したそうです。

平均視聴率17.4%の第1シリーズにはの松本潤さん、小栗旬さんが出演されていました。

今考えると「花男(はなだん)」の道明寺・花沢コンビだったんですね。

でも第2シリーズは、好評だった第1シリーズを視聴率で上回ったのです。

平均視聴率が28.0%で、最高視聴率は最終回32.5%!

当時、生徒役の若手俳優が「ロケ弁が豪華です!」と盛り上がっていた姿が思い出されます。

第2シリーズはKAT-TUNの亀梨さん、赤西さんが生徒役のメインキャストでした。

その他、小池徹平さん、速水もこみちさん、小出恵介さんも生徒役で出演。

特に小池さん、速水さんはこのドラマで知名度が上がり、活動が広がったようです。

亀梨さんと赤西さんが対立しているという構造も視聴者を引きつけたのでしょうね。

ヤンクミ(仲間さん)が悪役を倒して最後にカットインする「NO MORE CRY」の爽快感!

あのフレーズを聞くと「今週もいい青春を見せてもらったなあ~」とスッキリするというものです。

ドラマ挿入歌は亀梨君

ドラマの挿入歌「絆」をまだKAT-TUNとしてCDデビュー前の亀梨さんが歌っていました。

この動画はドラマ終了後に「ごくせん同窓会スペシャル」として放送された特番のもの。

先生役の仲間さんが母のように見守っています。笑

この番組の最後にD-51もサプライズで登場して「NO MORE CRY」を歌いました。

その動画も掲載するか迷いましたが、ドラマサイズで短かかったので載せていません。

やっぱりこの曲は記事の最初に載せたフルMVの方が楽しめるのでぜひフルで聞いてほしいです。

ちなみに「絆」は亀梨さんが「修二と彰」名義でリリースした「青春アミーゴ」に収録されています。

では次は歌詞を見ていきましょう。

もう、泣かない

僕は「明日」に向かう

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NO MORE CRY NO MORE CRY
NO MORE CRY NO MORE CRY
明日へ NO MORE CRY
明日へ NO MORE CRY

こんなに大切な人が 近くにいることさえも
気づかずに 涙流したり
机の落書きの中に 輝いた夢のカケラ
ひとり胸に隠したり

出典: NO MORE CRY/作詞:吉田安英 作曲:生熊朗

主人公がいきなりやる気を出して始まるポジティブなスタートです。

「泣かない! もー泣かない!」。

振り返るの止める! 明日から、明日しか見ない!

いや、今日から、明日しか見ないから! ……あれ? 合ってる?」

とでもいうようなスタートダッシュにちょっと驚きます。

大切な人がいたことや、自分の夢を最初から諦めてしまっていたことに気づいたようです。

一体、主人公に何が起こったのでしょう?

新しい自分!