マカロニえんぴつの1st Single

マカロニえんぴつ【夏恋センセイション】歌詞の意味を解釈!2人きりがいい理由とは?ひと夏の恋を紐解く!の画像

夏恋センセイション」は、マカロニえんぴつの1st Single。

カップリングに「ゲームセット」「歩き続けて」の2曲を収録し、2017年8月2日に発売されました。

実はリード曲を含めたこの3曲、すべてが夏の曲なのです。

始まりは疾走感のあるサマーチューン「夏恋センセイション」。

切ない恋の終わりを描いた「ゲームセット」、そして夏の終わりを感じさせる「歩き続けて」。

3曲通して聴くと、夏を一気に駆け抜けたような気分になります。

MVはこちら

MVにも夏らしさと疾走感がたっぷり!

映像内ではメンバーが夏をテーマとした障害物レースを行っています。

スイカ割り、かき氷、ラムネなど、夏をイメージさせるものが続々と登場。

中盤で浴衣に着替えたメンバーたちの演奏シーンも見ることが出来ます。

見ているだけでワクワクしてしまうようなMVです。

センセイションとは

曲のタイトルとなっている「夏恋センセイション」とはどういう意味なのでしょうか。

"センセイション"とは、世間を驚かせるような出来事のことを表します。

しかしこの曲でいうセンセイションは、かなり個人的な出来事。

曲中の主人公に起きた、主人公にとって刺激の強い夏の出来事が描かれているのです。

客観的に聴いていると夏のよくある恋事情なのですが、体験する人物にとっては特別なこと。

そんなひと夏の物語、歌詞を読み解きながら見ていきましょう。

夏真っ盛り

英語のようなフレーズ

真夏 浴衣 君と花火
梅雨明け 冷房 セミの声

出典: 夏恋センセイション/作詞:はっとり 作曲:はっとり

夏を彷彿とさせる単語がこれでもかと並べられた歌い出し。

主人公の「夏を楽しむぞ!」という強い気持ちが伝わってきます。

この言葉の並び、メロディーに乗せると英語のように聴こえてくるのです。

耳障りが良く、とてもリズミカルなサビは、マカロニえんぴつらしい言葉遊びの1つともいえます。

ナンパの聖地へ

サマーバケーション
ロケーション問わずテンションはぶち上がってく

出典: 夏恋センセイション/作詞:はっとり 作曲:はっとり

時は夏休み。

夏休みという事実だけで無条件にテンションが上がってしまう主人公。

よほど夏という季節が好きなのでしょう。

今年の夏休みは何をしようと心躍らせています。

大磯isクールビーチ、攻めるビッチの聖地

出典: 夏恋センセイション/作詞:はっとり 作曲:はっとり

大磯とは神奈川県の南部にある地域。

海沿いの街なので海水浴場もありますし、"大磯ロングビーチ"という屋外メインのプール施設もあります。

夏を謳歌するにはもってこいの場所なのです。

そんな大磯、夏は水着の女の子で溢れている様子。

主人公はそこで女の子を捕まえようとしているのでしょう。

ナンパする気満々で張り切って大磯へ出掛けていきます。

まだ若ぇし、ペテン師ばりの流暢な口さばきで
とか妄想ばっかしてるようじゃねぇ

出典: 夏恋センセイション/作詞:はっとり 作曲:はっとり

しかしこの主人公、ナンパ慣れしているわけではないようです。

慣れていないからこそ頭の中で何度もシミュレーションを繰り返します。

年齢はまだ若いと描かれていますが、いったい何歳くらいなのでしょうか。

この夏は全力で楽しみたいと特別意気込んでいる主人公。

その様子から、大学に入りたての大学1年生ではないかと予想しています。

高校とはちょっと違う大人な夏を謳歌するため、ナンパに繰り出しているのではないでしょうか。