Every Little Thing【Over and Over】歌詞の意味を考察！なぜ愛を捜すの？

2019年にデビュー23周年を迎え、長年ファンに愛され続けてきたEvery Little Thing。

メンバーはボーカル・持田香織とギター・伊藤一郎の2人。

今回は彼らがまだ、キーボード・五十嵐充と3人で活動していた時にリリースされた楽曲をご紹介します。

そのタイトルは、【Over and Over】。

この楽曲は1999年にリリースされた11枚目のシングルです。

少し前の楽曲ですが、聴けば誰もが耳にしたことのある彼らの名曲。

ベストアルバム「Every Best Single＋3」にも収録されています。

また、この曲で彼らは3回目の紅白出場を果たしました。

今回ご紹介する【Over and Over】は、1999年の冬に放送されていたドラマとタイアップ。

その作品は、日本テレビ系列『ボーダー 犯罪心理捜査ファイル』です。

なんと、主演はあの有名なアイドル歌手・中森明菜。

彼女がドラマに出演していたなんて知らなかったという人も多いのでは？

あらすじは上記の通り、終始ハラハラドキドキする刑事ドラマでした。

ドラマを当時観ていた人は、これから解説していく歌詞との親和性にも注目してみてください。

それでは、まずこの楽曲のテーマについて説明していきます。

【Over and Over】のテーマは「変わらぬ愛」。

みなさんは変わらぬ愛がこの世界にあると信じていますか？

子供の頃は純粋に信じられても、大人になるとなかなか難しいのではないでしょうか。

この楽曲の主人公は子供ではないけれど、かといって大人にはなりきれていない女性。

そんな主人公が人生に疑問を抱き、絶望しつつも変わらぬ愛を健気に捜していきます。

どうして彼女は人生に疑問を抱いているのか？

なぜ彼女は愛を捜すのか？

その辺りに注目して歌詞をみていきましょう。

それでは1番の歌詞から解説していきましょう。

早速、Aメロ・Bメロから主人公が人生に疑問を持った理由。

そしてサビでは変わらぬ愛を捜す理由も語られているようです。

ここでのAメロ・Bメロには、主人公が人生に疑問を抱いている1つの理由が語られています。

それは、人の心が簡単に移りゆくことへの疑問。

自分も含め人間は商品のように、次から次へと消費されるべきものではない。

そんな風に彼女は思っているのでしょう。

しかし、世の中には簡単に愛を口にしておきながら飽きたら相手を簡単に傷つける人もいます。

恋愛では特によくあること。

彼女も子供から卒業して素敵な恋愛をしようと思っていたのに、誰かに傷つけられたのではないでしょうか。

だから、誰かにその傷ついた心を癒してほしいと思っているようです。

それでも絶望しきることはなく、自分の心はかけがえのないものなんだと信じる純粋さに感動します。