川奈つぐみにとって鮎川樹が唯一の誇り…ここから、精神的な脆さが垣間見えますね。

身体機能を失った鮎川樹は目に見えるハンデキャップを背負っています。

でも、この歌詞からは川奈つぐみ側の心…つまり目に見えない弱さを見ることもできます。

その欠けた心の部分に鮎川樹という存在がスッポリとはまり込むのでしょう。

まるでパズルのピースが組み合わさるように。

鮎川樹の苦痛を癒すことにとって、川奈つぐみも彼の心のパズルのピースを埋めようとしています。

心の傷口が開き気分が沈んでしまったら、私という存在がその傷口を塞いでみせる。

一人にさせないから。

そんなメッセージをここで歌っているのだと思います。

これが川奈つぐみから溢れだす「愛」なのです。

特別な存在

※繰り返し

本当の愛をあなたから貰って
世界の全てが美しくなった
私には永遠に愛する人がいる
青く晴れ渡った空の下で
無邪気にあなた微笑むだけで
毎日が眩しく見えるわ
Love in A Perfect World

出典: Perfect World/作詞:小竹正人 作曲:未公表

先ほどパズルのピースに例えましたが、このフレーズについても同様のことが読み取れますね。

あなたから貰った愛がピタリと心の隙間に埋まり、視界が開けたのです。

バランスの取れた状態で見た世界はとても美しい…。

こんなに世界の美しさに気が付くことができるのも、鮎川樹という存在があるからこそ。

身体が満足に動かなくたって、こんなにも人を元気づけられるのです。

深い愛情を感じられる歌詞でしたね。

最後に

【E-girls/Perfect World】歌詞を解釈!映画「パーフェクトワールド」の世界を体現!の画像

映画を題材に本当の愛を描いた楽曲「Perfect World」はいかがでしたか?

「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の世界観が伝わってくる、心のこもった歌詞でしたね。

E-girlsの新たな表現の可能性を見ることができたのではないでしょうか。

彼女たちのクールなダンスは、楽曲映画の世界観ととてもマッチしていました。

特に今回は題材にするのが難しいテーマ。

漫画ではその深刻な内容を演出やパフォーマンスでなく、真剣に表現していることが評価されています。

どんな映画になるのか楽しみですね♪

筆者自身、共感させられる部分の多いテーマでした。

鮎川樹側の気持ちが痛いほど伝わって、涙がこぼれてしまいました。

この歌詞の解釈ができて光栄です。

オススメの記事を紹介

最後に筆者のオススメする楽曲をご紹介したいと思います。

「愛」をテーマに選んでみました。

ぜひ、ご覧になってください♪

まずご紹介するのはYUIの「Goodbye Days」という楽曲です。

こちらも、映画「タイヨウのうた」の主題歌として話題になりましたね。

日光に当たることができない病気を抱えている女の子の恋愛を描いた映画の挿入歌です。

次に大塚愛の「大好きだよ」という楽曲。

タイトルどおり深い深い愛が歌われていますよ。

OTOKAKEには、その歌詞の真相に迫った記事があります。

独自の世界観を持った楽曲を発信し続ける大塚愛。彼女が2004年にリリースした「大好きだよ。」の歌詞には、深くて悲しい物語が隠されているんです。PV動画と合わせて、歌の世界に迫ってみましょう。

最後は西内まりやの「Save me」。

こちらは筆者もお気に入りの楽曲。

幼いころの経験から失ってしまった「愛情」を求め彷徨う姿を描いた作品。

「本当の愛」について歌っています。

西内まりやの名曲「Save me」には『人間愛』をテーマに愛を求めて彷徨う姿が描かれています。孤独を抱えたり、愛を探している人には特に聞いてほしいこの楽曲。今回は歌詞に込められたメッセージを解釈していきます。

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