「モンじゃい・ビート」ってそもそもナンボのもんじゃい?
アルバム「FIGHT」のリードトラック
2018年にメインボーカルの渋谷すばるが脱退。
今後音楽面での方向に心配の声も上がる関ジャニ∞です。
彼らが2011年に発表したフルアルバム「FIGHT」。
このリードトラックが「モンじゃい・ビート」です。
ドラゴンズの大島選手が使用
発売後の2012年〜2013年には中日ドラゴンズの大島選手の登場曲としても使用。
ちなみに初回限定版A。
楽曲「モンじゃい・ビート」のMVが収録されたDVDもついていました。
youtubeにMVが公表される事のほとんどない彼らのMVを見てみたい人。
ぜひ探してみてほしいDVDです。
作詞した増子って一体誰なんじゃい?
演歌ロックバンドが協力
「モンじゃい・ビート」を作詞した増子直純(ますこ なおずみ)。
演歌ロックバンド”怒髪天”のボーカルです。
怒髪天自体の曲は知らない読者のみなさん。
もしかしたら”桃屋のメンマのCMに出ている革ジャンのおじさんは見た”。
そんな人は多いかもしれません。
実はこの増子さんですが、関ジャニ∞に「あおっぱな」という曲も提供しています。
この「モンじゃい・ビート」はリードトラック。
そして「あおっぱな」はシングルとして発売されています。
関西の「浪花節」といった気質と”怒髪天”の持つ演歌の心。
その二つがうまく融合しているのかもしれません。
やはり関ジャニと怒髪天のコラボレーションはR&E(ロック&演歌)の心。
それが相乗効果としてうまく機能しているのかもしれません。
モンじゃい・ビートの歌詞、どんなもんじゃい?
「浪花節」「漢」を感じさせるAメロ
メロの部分は
なんでやねん どないやねん ツッコミたくなるゼ
思うように歩けない キビシイ世の中さ
オトナぶって飲み込んだコトバは腹の底
消えないまま燻って キリキリ痛むけど
出典: モンじゃい・ビート/作詞:増子直純 作曲:上原子友康
と、社会や世界の辛さを描いています。
思うように歩けない厳しい世界。
しかし、ココで気になるのは「キビシイ」「オトナ」「コトバ」。
これらのカタカナ表記です。
「燻って」は漢字表記だというのに、三点は何故カタカナなのか。
これは恐らくメロを「フリ」としているからではないでしょうか。
人を慰めるとき、人の親身にたつ時。
あえて辛い現状を前に出す事があります。
つらいよな、世知辛いよな、でもな、その「でも」につなげる為のメロの言葉。
しかし、ここであまりにも強い言葉を出してノックアウトするのは本末転倒。
だから軽く、冗談の様にカタカナで。
だから、”漢”と書いて”オトコ”なのではないでしょうか。