SCANDAL結成15周年のアニバーサリーシングル「eternal」
今までとは作り方を変えて制作
2021年、結成15周年を迎えたSCANDAL。
今回はアニバーサリーイヤー第1弾としてニューシングル「eternal」を2021年3月3日にリリースしました。
プロデューサーにシライシ紗トリ氏を迎えて制作された「eternal」はこれまでとは違った形で作られた楽曲です。
メンバーはいわゆるレコーディングスタジオで演奏しませんでした。
シライシさんの自宅にある小さなスタジオに1人ずつ入って曲作りをしたのです。
シライシさんと雑談しリラックスした環境の中で作るからこそ生まれたものもあるのでしょう。
堅くなりすぎない優しいサウンドに仕上がった1曲になっています。
幻想的なMVにも注目
デビュー当時まだ女子中高生だったSCANDALのメンバーは制服を着ていたときもありました。
そのときのイメージとはガラリと変わった今回のMVは雪の降るまさに幻想的な雰囲気です。
昔のかわいらしさもありつつ、大人の魅力も感じられるSCANDAL。
「eternal」もまたいつもとは違った新しい一面を見せてくれる楽曲です。
希望を意味するひなぎくの花
風に揺れるわ
ひなぎくの花 海が見たかった
泣き出しそうな
空を見て言った
「今から、行こうか。」
出典: eternal/作詞:RINA 作曲:MAMI
デイジーとも呼ばれるヒナギクの花はふんわりとしたやわらかくてかわいらしい花です。
花言葉は「希望」や「平和」を意味します。
そんなヒナギクが風に揺れる中、いつもと変わらない日々を送る毎日。
繰り返される日常に変化を求めるように、海が見たいと言います。
いろんなことが渦巻く世の中に対して、もっと違った広い世界を感じたい。
そんな希望をもちながら前へ進んでいく様子がうかがえます。
輝かしく広がる未来
愛しい日常
眩しい ひかり 放って
降り注ぐ愛のシャワー
出典: eternal/作詞:RINA 作曲:MAMI
今まで笑ったり喜んだりしてきたことは未来へとつながっていきます。
悲しかったことや楽しかったことも全てきれいな思い出へ変わっていきます。
そしてまるで輝く星のように世界へ降り注がれることでしょう。
1歩向こう側の世界へ
お願い こころ 解いて
やさしい世界に触れて
出典: eternal/作詞:RINA 作曲:MAMI
いろんなことを我慢したり諦めたりしなければいけない世の中。
閉鎖的な気持ちになってどうやって生きていけばいいのか、心がなかなか解き放てないときも出てきます。
何が正解なのかわからない、しかし模索しながらも前へ進み続けなければいけません。
悩んだり迷ったりして立ち止まってしまったときには、自分を少しでも認めてあげることが大切です。
否定的にならず許すことで心は解放されていきます。
窮屈になってしまった時代だからこそ、本来あるべき優しい世界に触れていいのです。