SCANDAL「少女S」
今回は甘いだけじゃないガールズバンド・SCANDALの「少女S」という楽曲をご覧いただきましょう。
現役学生の方は共感できるところが大いにあるでしょうし、大人の方は学生時代を思い出して甘ずっぱい気分になってしまうかも?
PVはこちら
シンクロ率100パーセントの振り付けや可愛らしい制服の衣装など、いろいろ見どころがあるPVですね。
雨もしたたるいい少女たち、ですが風邪ひくで!と心配になるのは歳をとった証拠でしょうか。
そして『レザボア・ドッグス』のようにスーツでなくても十分に気迫を感じる、制服4人の行進シーンがなんともいえず魅力的です。
楽曲もスタンダードなロックといった感じで非常にキャッチーですが、少々攻撃的なメロディのスパイスと歌詞が彩りを与えていますね。
不良少女S…何でもございません。
しかしこの若者の怒りとか爆発感というのは、他の世代では真似できない特権なのですよね。世の広さと怖さ知らずの若者がもつ独特の魅力といえましょう。
また、ギターボーカルのHARUNAさんとベースボーカルのTOMOMIさんのハモり部分が心地よいですね。カラオケでもウケそうな狙い目曲といえるでしょう。
収録アルバム
シングル曲でもありますが、ここはアルバムでもチェックしておきましょう。
「BEST★SCANDAL」にも収録されていますが、ここではあえて「SCANDAL」をプッシュいたします。
なぜなら「SCANDAL」には、「SCANDAL BABY」や「瞬間センチメンタル」といったヒット曲を皮切りに、大ボリュームでSCANDALソングスが収録されているためです。
これ一枚で十分網羅できるのではというくらいの充実度ですよ!
『BLEACH』のOP曲!
『BLEACH』と「少女S」、懐かしい響きですね。
アニメ『BLEACH』のOPでは朽木ルキア様と井上織姫たんが「少女S」に合わせて踊ったり、「イヤイヤイヤ」の部分で首を振ったりしていました。
OPとのシンクロ率まで100パーセントとは非常にサービスしてくださいますねえ。
しかも『BLEACH』の楽曲をキャラクターがカバーした「ブリコン」では、ルキア様と織姫たんが歌う「少女S」が収録されています。すごいコラボ具合ですよね。
ちなみに「少女S」が使われたのは、10パターン目のOPのときで、エピソードでいえば第215話~第242話までということになります。
「少女S」の歌詞は?
それでは「少女S」の歌詞をご覧いただきましょう。
なお、タイトルの意味はざっくり言ってしまえば、イコール「少女ズ」であるそうで、とくに深い意味を考えるのは意味がなさそうです。
詳しくは以下リンク、Wikipediaのページにてどうぞ。
キレ気味少女S
さっきまでと言ってること違うじゃない
ちょっとだけ素顔見せたけれど
ずっとイライライライラしては
あたしをモノみたいに扱って
さっきまでと言ってること違うじゃない
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=A04406
うーん早速キレてはりますが、なぜか清々しいのはなぜでしょう。
誰にキレているのかはわかりませんが、おそらく恋人…でしょうか。少女Sに対してとも考えられますが、ここはリスナーの解釈でいいでしょう。正解は歌詞だけでは判断できませんから。
かつ「さっきまで」何があったのか想像させられますね。
言っていることが変わることにさほど神経質になる必要もないと思いますが、「モノみたいに」扱うのはいかがなものでしょう。
たしかにいますね、他人を道具や踏み台のように利用していることがバレバレな人。ビジネスでは避けられないことですが、日常生活でこれをやられてはかないません。
人のせいにしたってアテにならないわ
誰かのせいにしては 逃げ隠れしてる日々
アテにならないわ
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=A04406