「WALK」のMVで 0:39 辺りで登場するお菓子。

あれはいったいどんな食べ物なのでしょうか?

映画「詩季織々」は食事のシーンが挟まれているので気になる女子もいるでしょう。

0:45 ではお菓子の容器がアップで映し出されます。

「食楽餅干」と中国語(簡体字)で書かれています。

簡体字(かんたいじ)は中国大陸(北京・上海など)で使われている中国語です。

香港台湾の中国語は繁体字(はんたいじ)です。

食楽”は架空のメーカーの名前でしょう。

餅干”がお菓子そのものです。

日本語では”ビスケット”に当たります。

MV「WALK」にもあるように中国人は空腹を我慢しません。

仕事中でもOLがリンゴをかじっていたりします。

精神的にはとても暮らしやすい環境です。

そのため自殺者もうつ病患者も日本より遥かに少ないという利点があります。

あなたはどちらの暮らしがいいですか?

今でも中国にカセットテープはあるの?

【ビッケブランカ/WALK】コミックス・ウェーブ・フィルム最新作「詩季織々」の書き下ろし主題歌に注目の画像

カセットテープの使い方

MVでキーとなる思い出の”小雨(シャオユ)”と書かれたカセットテープ。

果たして2018年の上海にもあるのでしょうか?

正解はノーです。

音楽は専ら(もっぱら)インターネットやスマホで見たり、聴いたりします。

一万円ぐらいのスマホも日本より早くから普及しています。

おかげで誰もがスマホを持てる環境にあるのです。

中国人にとってスマホはステータスの象徴です。

一か月分の給料を使ってもハイクオリティな製品を身に付けていたいのです。

そして、カセットテープの使い方も日本と少し違います。

主に自分たちの表現を残す(記録)という用途で使うのが一般的です。

日本人はシャイな人が多いので、カセットテープに自分の声を吹き込む人はレアです。

同じようにインターネットに自分の動画を投稿した経験のある人も少ないでしょう。

しかし、中国では自分たち創作したものを記録する媒体として利用します。

そのため、動画撮影でマスクをしたり、仮面をかぶる人はいません。

インターネットで自分の動画を配信することに抵抗が少ないのです。

中国の農村に行けばあるのか?

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中国は都市と農村の差が激しいので現役でラジカセを使っている可能性はあります。

しかも中国人は修理が得意です。

壊れやすい反面、修理の回数も多いので自分で直せる人がたくさんいます。

日本人は既製品を買って、専門の業者に修理を依頼します。

ところが中国人は知恵があるのでお金をかけずに修理して使おうとします。

日本人は壊れるとすぐに粗大ごみに出してしまうケースが大半です。

こうした物を修理して長く使う心意気は見習いたいところです。

もっとも壊れにくい製品を作る方が楽ではありますが……。

中国の学生はジャージが一般的?

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中国(大陸)に制服はない

MV「WALK」でジャージ姿の少年や少女が出てきます(0:19)。

おそらく中学生か高校生でしょう。

中高一貫教育が多いので、どちらかは判断できません。

通学もジャージです。

日本のような制服はあまり見かけません

ジャージだと体育も教室での授業も兼用できるので合理的なのです。

制服を作ったら、わざわざ着替えないといけません。

さらに成長期は制服のサイズもすぐに小さくなってしまいます。

値段も安く、汚れても洗いやすいジャージが主流なのです。

共産党の支配下にあるものの経済では資本主義体制を取っている新生中国。

アメリカとの貿易摩擦はいっそう加熱することでしょう。

中国人女性は商売上手?

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中国は日本より男女平等

ビッケブランカのMV「WALK」でも登場する中国人女性(小雨)。

中国では女性に対する偏見がありません

女性の社長もごまんといます。

ホワイトカラーは頭脳労働なので、腕力は必要ないのです。

同じように運転技術さえあればいいバスの運転手も女性が多数派です。

日本人より強気な女性が多くスーパーで殴り合いのケンカもします。

それぐらいでないと中国では暮らせません。

一方で言いたいことを言い合う環境なのでストレスはありません。

時に話し合いが口喧嘩にも聞こえますが、普通に話しているだけです。

別に怒っているわけではないので、気にしないようにしましょう。

これらの特性をふまえた上で映画詩季織々」を見るともっと楽しめますよ。

まとめ

【ビッケブランカ/WALK】コミックス・ウェーブ・フィルム最新作「詩季織々」の書き下ろし主題歌に注目の画像

映画詩季織々」と絡めて、ビッケブランカの「WALK」を紹介しました。

フィルムの主題歌というのは映画と深く関わっています。

アニメーションで描かれるシーンを曲によって回想できなければ意味がないのです。

それだけに映画の世界観と曲の世界観を一致させるテクニックが必要です。

また、映画にあったミュージシャンを探すのも大事です。

アニメのキャラクターに合った声優を探すように。

つまり、映画「詩季織々」の郷愁とビッケブランカの素朴さがマッチして生まれた曲なのです。

映画がヒットすると曲のダウンロード数もアップする傾向にあります。

そして、映画を観に行くホモサピエンスも増えるという寸法です。

家でネットばかり見ていないでたまには映画館でビッケブランカの曲を聴きましょう。

映画とともに巨大スピーカーで流れるメロディーを聴くのも乙なものです。

それでは、よい音楽ライフを!

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