これらの映像と共に歌われるのは、上記の歌詞です。
今までの経験が自分自身の糧になることを頭では理解しているのに、悩んでしまう。
失恋にどうしても前向きになれない女の子の複雑な心境を綴っています。
歌詞と映像が相まって、切なさが倍増しますね。
街に繰り出す!2番Aメロからサビまでを解説
ここまでは、ホテルのロビーや部屋の中など室内の映像が中心でした。
ここからは、野外で撮影されたシーンが増えていきます。
海外特有の映像とみるきーのアンニュイな表情をお楽しみ下さい。
雑多な飲食店街へ
Aメロ冒頭は、金色のキラキラとしたワンピースに青のファーコートで登場します。
みるきーの柔和なふわふわとしたイメージとは違った、バブリーな衣装ですね。
その姿で階段を駆け下り、街中へと繰り出します。
夜の飲食店街を歩いたり、お土産物屋さんの中に入ったりと自由に動き回る彼女。
その中には、美味しそうな屋台の手元を映した映像もあります。
この様子がサビまで続くので、まるで一緒に旅をしているかのような感覚を楽しめます。
このように、日本では撮影できない海外感あふれる様子が見所のシーンです。
印象的なメリーゴーランド
サビでは、メリーゴーランドに乗りながら歌う姿と1番同様フロントで歌う姿が同時に楽しめます。
中でも特徴的なのが、みるきーが乗っているメリーゴーランド。
夜の街に神々しく光るメリーゴーランドが幻想的です。
また、衣装は黒を基調としたワンピース。
手元のファーが可愛らしいデザインと、ノースリーブのものの2種類があります。
サビの歌詞は以下の通りです。
今夜は私の一部分
で 明日も私の一部分 ね
全ては自分だから 楽しく生きるしかない
夢見る未来は贅沢で
バチなんてあたんないでしょう ね
Ah だってだって私
いい女だと確信した 夕暮れ
出典: 夕暮れセンチメンタル/作詞:つんく 作曲:つんく
1番では過去の恋愛を引きずっていた主人公。
2番では、上記のように自身を「いい女」と表現するほど吹っ切れています。
1番と2番を比較すると、この曲に登場している女の子の心の動きが良く分かりますね。
キラキラした映像と登場人物の成長を表現した前向きな歌詞が絶妙にマッチ。
見ごたえのあるシーンとなっています。
華麗なダンスシーン!アウトロまでを解説
ここまでは、2番サビまでのシーンをご紹介しました。
異国情緒溢れる背景とみるきーの真剣な表情に釘付けでしたね。
ここからは、ラストシーンまでを一挙解説。
是非最後までご覧下さい。
黒ワンピでダンス
舞台は、赤と金を基調とした壁に何枚もの大きな絵画が飾られた、煌びやかな室内。
それらに加え、シャンデリアが吊り下がっているほどの豪華ぶりです。
対してみるきーが身に纏っているのは、先ほどの黒いワンピース。
黒のワンピースとキレキレのダンスが映える映像となっています。
本シーンには歌詞が乗っていないため、ダンスシーンとしての見ごたえも抜群です。
ゴージャスにダンス
ここからは最後のサビへ突入。
金色の世界から一転、今度は鏡張りの銀世界へと視聴者を誘います。
金のキラキラとしたワンピース姿のみるきーが、一直線の廊下を進みながらダンスを披露。
振り付けは、簡単ながらもどこかセクシーに仕上がっています。
歌詞は1番のサビの繰り返しですが、物語の進行故に印象は少し異なるでしょう。
同じ歌詞のはずが、映像次第で感じ方が変わる驚きに気付くはずです。
街中と小高い丘
アウトロでは、夕暮れ時に街が見下ろせる丘に1人佇むみるきー。
楽曲のタイトル通りの情景ですね。
その後、彼女は今までMVで登場してきたスポットを再度訪問します。
衣装は先ほどのゴージャスなものとは相反する、カジュアルな装い。
その様子はまるで、彼女との海外旅行を思い出すために作った記念ムービーのようです。
歌詞との関連性ではなく、このような見方で楽しむこともできるでしょう。