解けない
問えない
青い花が心に灯る
出典: アスター/作詞:ころん 作曲:三村一輝
青い花が心に灯ったという歌詞は、すとぷりのころんとして活躍を決めた瞬間を意味しているのではないでしょうか。
すとぷりは、2016年に結成されました。
ころんも、すとぷりのリーダーであるななもり。から声を掛けられてグループに入りました。
それまでは、1人で活躍していたころん。
しかしすとぷりと出会ったことで、確実に活動の幅や責任感も変わったものと推測できます。
解けない、問えないという部分から、芸能界で活躍しようという強い決意が感じられます。
恐る恐る夢に向かっていく
たとえ
かなわぬ夢追いかけるのが怖くても
それまでに出会えた記憶は色褪せない。
出典: アスター/作詞:ころん 作曲:三村一輝
ここでの夢とは、芸能界での成功を意味しているのでしょう。
夢を追いかけるのは、本当に叶うのか怖い気持ちになることもあるでしょう。
しかし、今までに出会ったメンバーやファンとの思い出が鮮明に残っているため、夢に向かって走っている様子です。
大切な思い出も、秘めたる力になっていると読み取れます。
この部分の歌詞は、曲の最後にも登場する印象的な部分です。
ヒーローを目指す
昔から憧れていたヒーロー
あなたの生き方を描いたその場所を
おかえりと囁く声に
あの時、夢見たヒーロー
出典: アスター/作詞:ころん 作曲:三村一輝
あなたとは、ころんやすとぷりのファンのことではないでしょうか。
ファンはそれぞれの生活をしながら、ころんのゲーム配信や活躍を楽しみにまっています。
そのファンが自分の配信を見に自分の配信に帰ってきてくれたという気持ち。
その嬉しい思いが、お帰りという言葉に表されているのはないでしょうか。
繰り返し登場する歌詞のため、とくに強い思い入れがある歌詞と言えるでしょう。
このヒーローについては、以前ころんが作詞した「敗北ヒーロー」という曲にヒントがあります。
その歌詞の中には、自分の心の支えになってくれたヒーローについての思いが綴られていました。
ヒーローに憧れる主人公
とあるヒーローが
僕の前に現れた。
そして彼は強く熱い熱い言葉をくれた。
出典: 敗北ヒーロー/作詞:ころん 作曲:るぅと・松
あのとき、熱い言葉で自分の支えになってくれたヒーロー。
ファンを支えられるような立場になった自分。
この楽曲の中では、ヒーローとは誰かを支えることができる芸能人やインフルエンサーのこと。
自分がヒーローになって、誰かの居場所を作ってあげたいというころんの決意が感じられます。
「敗北ヒーロー」を作詞した時点では、敗北という言葉が使われています。
まだ、ヒーローとしての自分に自信がなかったのでしょう。
しかし「アスター」では、夢みたヒーローに少し近づいたころんを感じられます。
ヒーローも疲れることがある
楽しいこともあれば辛いことも
手に取った花が心に宿った
でもそれは不意に不自然に変わる
見知らぬ人の絶えまない嘘に
気づけば黒く痛んで枯れ果てた
出典: アスター/作詞:ころん 作曲:三村一輝
芸能人として活躍を続ける毎日。
青い花が心に宿ったという描写は、すとぷりころんとして活躍することだと考えられます。
宿った理由とは、ころんとして活躍する決意ができたからと読み取れます。
しかし活動の中では楽しいことだけでなく、不特定多数から心無いことを言われることもあるでしょう。
キラキラしていると思っていた世界も、ときには嘘が原因で心の痛みを感じてしまうもの。
主人公の辛いなと感じた気持ちが、綴られています。
ヒーローを目指していても、生身の人間です。
ときには心折れるときもあるのでしょう。
それでもヒーローとして活躍を続ける
消せない
消えない
何もかもが黒く染まってさ
出典: アスター/作詞:ころん 作曲:三村一輝