ただファンのヒーローであるために、どれだけ辛いことがあっても活動を続けよう。
この部分の歌詞からは、強い思いが感じられる部分です。
黒く染まるとは、周りの嘘や悪意を比喩するものだと読み取れます。
周りから何を言われても、ファンとの絆や夢は消えるものではありません。
輝き続ける青い花
ファンやチャンスとの貴重な出会い
たとえ
かなわぬ夢追いかけるのが怖くても
その時巡り合えた奇跡が嬉しくて
出典: アスター/作詞:ころん 作曲:三村一輝
再び夢を語る歌詞が、登場します。
誰しも良いことばかりの毎日では、ありません。
主人公も、芸能界での夢を追いかけることに億劫になることもあるでしょう。
しかし、ファンやチャンスとの出会いが、主人公の気持ちを後押ししてくれます。
その奇跡のため、活動続けようという思いが感じられる部分です。
ヒーローの秘めている力の原動力とは、偶然自分を知ってくれたファンとの奇跡の出会いだと言えるでしょう。
ありのままの自分を受け入れてくれるファンへ
変わらない景色を繋げてきた地図を
飾りなんていらないから
眩しい未来の先へ
出典: アスター/作詞:ころん 作曲:三村一輝
変わらない景色とは、毎日の何気ない活動のこと。
その活動が、地図のように将来どうすればいいのかを示してくれています。
全ては、ありのままの自分を受け入れてくれたファンやメンバーのため。
さらに輝かしく活躍する姿を見せてくれるのではないでしょうか。
覚悟を決めて先に進む
解けない
問えない
青い花が心に宿る
出典: アスター/作詞:ころん 作曲:三村一輝
先ほどは灯るという表現でしたが、今回はさらに強い宿るという言葉が使われています。
悩みながら活動をしていた時期もあったと思いますが、青い花が自分の中に根付いたのでしょう。
覚悟を持って、エンターティナ―として活躍する決意が感じられます。
青い花が宿った理由は、本人の努力はもちろんのことファンからの応援もあったと感じられます。
ファンのためにヒーローになりたいという秘めたる力が、明日への活力となっていると読み解けるでしょう。
最後に
今回は、ころん(すとぷり)の「アスター」を読み解いてきました。
青い花とは、すとぷりの水色担当であるころん自身の象徴だと考えられます。
ヒーローに憧れる気持ちを持ちつつ、時には悩みながら活躍するころん(すとぷり)。
そのストレートな気持ちが感じられた一曲でした。
「アスター」には、おかえりという歌詞が出てきます。
その歌詞からは、すとぷりの「おかえりらぶっ!」が連想されます。
興味がある方は、「おかえりらぶっ!」の歌詞も詳しく解説した記事があるため、確認してみましょう。
すとぷり【おかえりらぶっ!】歌詞の意味を解説!君は今どこにいて何の原石なのか?君と僕の関係性を紐解く - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
すとぷりの「おかえりらぶっ!」の歌詞を解説します。すとぷり3周年記念に発売された1stフルアルバムに収録されており、中高生に大人気のHoneyWorksが楽曲提供しています。明るくエールをくれる歌詞に注目です!
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中高生を中心に人気を集めているすとぷりは、YouTubeでの活動を中心に楽曲配信も行っています。その中から今回はすとぷりの3rdフルアルバムに収録された「Feel Free!」の歌詞を読み解いてみます。頑張っている人の背中をおしてくれるような歌詞に注目です!