先ほどの風車の回転のように、勢いよく回る人生。

平穏がずっと続くことを望む人も多いかもしれませんが、人生は急に転機が訪れたりするものです。

「ジェットコースター」に乗っているとき、皆様はどんな反応をしますか?

楽しく騒ぐ人、悲鳴を上げてしまう人、恐怖に声すら出ない人…。

ちなみに筆者は放心状態になる人間です(笑)

「ジェットコースターのような人生」において重要なのは、肝心な時の判断力。

取り乱したり楽観的になりすぎることなく、困難な状況も冷静に操縦してみせることが大切なのです。

ここではそれが「社長の器」といっていますね。

そう、「七転び八起き」で歌っているのは成功者の人生のこと。

無難に生きようとする人の人生ではないのです。

素晴らしいパフォーマンスを見せつけるアンジュルムらしい歌詞の内容ですね♪

最後のチャンスを決めてみせる

最後のチャンスを掴み取れ!

【七転び八起き/アンジュルム】元気をもらえる歌詞を深読み!転んでも最後に笑えればそれでいい!!の画像

回り道でも たどりつければいいじゃない 最後の最後に笑えば
明日のことよりも 今日が大事
バカなふりばっかりしてるヤツが いいヤツだったりするんだ
七回目 転んだらOne more time! 次がチャンスだよ!

出典: 七転び八起き/作詞:三浦徳子 作曲:星部ショウ

「失敗するのが怖い」と考えてしまうと、どうしても一歩が踏み出せなくなってしまいますね。

その結果、無難な選択ばかり選ぶ人生を送ってしまいます。

そして、失敗した時には強い絶望感にも襲われるのではないでしょうか。

でも、失敗しても最後に成功すればいいのです。

そこに至るまでの道がどんなに不格好でも。

どんなに周囲に批判をされても。

着実に一歩ずつ進んだ人のみが成功をおさめるのだと思います。

そして後半の歌詞にも注目。

一見おちゃらけて楽観主義者に見える人というのは、苦労を味わった過去があることが多いです。

表面的な部分だけ見れば「バカ」に見えても、実はそれは「遊び」。

分かったうえで人生を楽しんでいるのですね。

そしてラストのフレーズでは「七回目の転倒」を経験しています。

そう、次が八回目に起き上がるチャンス。

ここで立ち上がって見せれば今までの転倒も「成功」という結論で締めくくることができます。

最後に勝利をおさめよう

ボクはボクはで 生きているよね 自己主張するのイイけど
あせり禁物 勝利の女神 目の前通るの 掴め
七転び八起き 最後がどうやら肝心
満場一致で 君に軍配

出典: 七転び八起き/作詞:三浦徳子 作曲:星部ショウ

ここでいう「自己主張」とは、おそらく「言い訳」という意味合いではないでしょうか?

「自分は失敗していない」「自分は悪くない」と焦る気持ちから自己主張が止まらない…。

ところが、言い逃れしているうちは、自分を守ることに必死になっています。

守ることに囚われるとどうなるでしょうか?

囚われは思考に制約を与え、決断力を鈍らせてしまいます。

その結果、せっかく訪れたチャンスを棒に振りかねないのです。

1番でいっていた「冷静さ」の重要性を再度唱えているのでしょう。

もっとも大切なのは「最後に訪れるチャンスを掴む」こと。

それさえ成功すれば、「勝利」を掲げることができるのですね。

真実を見抜く力

ここでも重要になる判断力

【七転び八起き/アンジュルム】元気をもらえる歌詞を深読み!転んでも最後に笑えればそれでいい!!の画像

回り道でも たどりつければいいじゃない 最後の最後に笑えば
明日のことよりも 今が大事
ジョークばっかり言ってるアイツが 信用できたりするんだ
八回目 起き上がれ One more time! 今がチャンスだよ!

出典: 七転び八起き/作詞:三浦徳子 作曲:星部ショウ

このサビでも「最後のチャンス」がいかに大切かを語っています。

そして、ふざけて見える人が案外信頼できるといっていますね。

どんな意味合いか考えてみましょう。

誠実さを過剰にアピールする人ほど、よく観察すると腹の底が見えないことはありませんか?

肝心な時に人柄は出てきます。

蓋をあけてみたら、いつもふざけていた人が実は誠実に接してくれたりするのです。

こういった人間性を見抜く力も、成功を収めるためには必要になってきますね。

いい人間関係に恵まれることで、イチかバチかの時の勝率はグンと変わります。

困難な状況にある人に向けたメッセージ

回り道でも たどりつければいいじゃない 最後の最後に笑えば
明日のことよりも 今日が大事
バカなふりばっかりしてるヤツが いいヤツだったりするんだ
七回目 転んだらOne more time! 次がチャンスだよ!

Wo wo wo… Life is full of ups and downs…

出典: 七転び八起き/作詞:三浦徳子 作曲:星部ショウ

サビの最後に歌われている英語の部分が気になりますね。

和訳すると「人生には浮き沈みがあるのもの」という意味。

これは今苦痛を味わっている人に向けたメッセージではないでしょうか。

辛いことがあればいいことだって訪れる。

人生はそういうもの。

だから、しっかりチャンスを捉えて成功を掴み取ってみせればいいんだよ。

そんな、楽曲に込められたメッセージが最後に高らかに歌われているのだと思います。

最後に