作詞も手掛ける想いのこもった一曲
タイトル曲の「I LAND」は、育三郎さんが作詞も手掛けていています。
共作の山本成美さんは、嵐の曲なども手掛ける作詞家です。
言葉の魔術師としてJ-POPを支える一人。
作曲の大場康司さんが手掛けたキャッチーなメロディーと、歌詞がマッチしています。
育三郎さんの音楽愛を感じる、ミュージカルPOPSの代表作と言えるでしょう。
ミュージカルのようにドラマチックでポップスの親しみやすさがある、素敵な一曲です。
次は、曲のコンセプトにもつながるビジュアルについてみていきましょう。
真っ赤な衣裳が気になる「I LAND」ジャケット写真
モーツアルトのような王子様衣裳
「レ・ミゼラブル」のマリウスや「エリザべート」のルキーニなど、外国人を演じることも多い育三郎さん。
「モーツァルト」では、中世の貴族をパンクにした派手なジャケットに、スリムパンツでしたね。
どんな衣裳も着こなす変幻自在な役者さんです。
今回の「I LAND」で着ているジャケットも、正統派の王子様のよう。
赤くて金のボタンの付いたジャケットのビジュアルは最高です。
ミュージカルファンも納得の非日常感が醸し出されています。
サーカスの団長風でもある衣裳とアイテム
ジャケット写真にはステッキも写っていましたね。
長くて赤いジャケットにステッキといえば、こちらも思い当たりませんか?
「グレイテスト・ショーマン」で、ヒュージャックマンの演じたバーナム。
ショーを愛し、エンターテイメントに情熱を燃やした歴史上の人物です。
ステッキについては、先ほどのカバーアルバムでも紹介したこの曲をご覧ください。
オプティカルマジックに挑戦したMV!!
MVの注目シーン
MVで注目なのは、ステッキを回しステップを踏むシーン。
ステッキを納めた時の、すっとした立ち姿はミュージカル俳優らしく決まっています。
その後座って、こちらをじっと見ながら歌っている姿も本当に美しい。
所々で、育三郎さんがアップになって、美しい顔がじっくりと眺められるのもMVならでは。
舞台俳優とは違った、POPスターとしての楽しみも与えてくれますね。
「I LAND」で表現される世界観が映像になって目の前に現れます。
謳歌ーOukaー のオプティカルマジック
王子様のような育三郎さんの美しい姿をじっくり見られる「I LAND」のMV。
それだけでなくMVの演出には、驚きのコラボがあります。
薄暗い舞台の上で、光る輪っかを使ったマジックショーが行われます。
これは、謳歌さんが行う世界的にも人気のオプティカルマジックです。
光るリングの不思議な浮遊感にワクワクする気持ちが高まっていきますね。
次は、歌詞の内容も詳しくみていきましょう。