1番と2番両方のサビに登場する、これらのフレーズ。

さきほどの「無計画」にも通ずるこのフレーズの真相は、どういったものなのでしょうか 

「ドキドキ」とは?

「ドキドキ」は、この曲では「心動くもの」と解釈しました。 

笑えること、泣けること、ムカつくこと。 

心が正直に動く出来事のすべてが、まさに「無計画」に起こるものなんです。

そして無計画に出逢った出来事なんて、明日には忘れてしまう。

明日は明日のドキドキがあるから、宵越しのドキドキは持ちません。

「無計画」に心を動かせる青春

大人になると、悲しいかな、感情すらも打算的にならざるを得ないことが多いです。

怒りを我慢したり、上司の話に同調したり、「泣ける!」と話題の映画を観に行ったり。

もちろんこれらすべてが自分や他人のためであって、決して否定されるようなことではありません。

むしろそうするべきだからしているのです。 

だからこそ、まだ「そうするべき」に縛られていない青春時代に正直に心を動かさないともったいない 

「今」感じているその「ドキドキ」を謳歌すること。

それがこの部分の真相なのです。 

タイトル「ライナウ」の意味とは?

ライナウ=Right now

「ライナウ」は、英語の"Right now"の発音をカタカナにしたものでしょう。

"Right now" は「今すぐ」「ちょうど今」と訳されます。 

かっこよく英語にするでもなく、わざわざカタカナにしているところが歌詞にピッタリです。

歌詞に登場するフレーズを借りれば、まさに「ダサい」し「ゆるい」タイトルとなっています。 

「今=ライナウ」を大切に!

歌詞に出てくるのは、「今」楽しいことや「今」目の前にあるものを無計画に楽しんでいる情景ばかりです。

目標に向かう姿や将来への不安といった描写は一切出てきません。

とにかく「今=ライナウ」を大切にしている歌詞です。

大人になると、「今が最高!」だけではいられなくなります。

だからこそ「無計画」に、「今=ライナウ」を大事にしてほしい。

エールのようなこの歌詞は、今まさに青春時代を過ごす若者たちにキラキラと響くことでしょう。

まとめ

今回は、瑛人さんの「ライナウ」という楽曲の歌詞を深読みしました。

青春時代をもっと大事にしたくなるこの曲は、青春時代に聴いておくべき一曲です!

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