【ANTITHESE/CLØWD】攻撃的な歌詞に込められた本当の意味を解説！かっこいいPVも紹介

もし、腐った心をそのまま表に出して生きて行くなら耳障りな言葉も平気で発言できるでしょう。

そして「他人の不幸は蜜の味」と言わんばかりに他人の不幸に安堵するでしょう。

「悪魔」と表現してもいいのかもしれません。

人は知らず知らずのうちに心の中で汚い言葉を誰かに向けていたりします。

決して表には出さないのですが、人の腹の底はわからないものです。

恐らく誰にでもあるのが「誰かの失敗を喜ぶこと」ではないでしょうか。

素直に考えてみてください。

自分が壁にぶち当たり、前に進めない状態で焦りを感じている時…

誰かがあなたと同じような状況に立たされているのを見て安心してしまう事ありませんか？

とても身近に例えれば…

進まない卒業制作で自分1人が遅れているように感じた時、クラスの誰かも進んでいないことを知る。

こんな時ホッとしたことはありませんか？

それも「他人の不幸は蜜の味」までは行きませんが、同じような事ではないでしょうか。

自分が焦っている時も、誰かを励ますことが出来る人間になれたらカッコイイですね。

そんな理想やキレイごとを言わせないこの部分の歌詞が結構心地よかったりするのもまた事実です。

色々考えても結局は自分次第です。

暗く重く考えるよりも上を向いて、自分の限界を試して進むほうが一番自分の為になります。

自分にとっての正義は、自分自身の意見です。

そんな事をこの歌詞で伝えたいのでは無いかと私は思いました。

自分歩む道を悲観するよりも「何か楽しいことが起こるかも！」と期待して生きてみてもいいのではないでしょうか。

どうせ生きていくなら楽しい方が誰だって良いに決まっています！

そして、自分が楽しそうならあなたの大切な人は幸せかもしれません。

世の中にはたくさんの意見が飛び交い、同じ事柄についてずっと議論が続きます。

否定の意見も肯定の意見も2種類あって当然な世の中です。

自分にとってそれは違うと感じたら思い切って反対してみてもいいと思います。

間違ってると思いながら逆の意見を言い続けることほど苦痛はありません。

誰でも「ANTITHESE」を掲げても良いんだと、この歌詞から伝えられているように感じました。

このPVではCLØWDのメンバーが演奏している後ろで女性が墨絵をかいています。

曲が進むにつれ出来上がっていくのですが…

この絵は一体何を描いているのでしょうか。

筆者には「龍の目」に見えました。

本当は違うものかもしれませんが、あなたはどんな絵に見えましたか？

曲のタイトルである「ANTITHESE」と何か関係があるのか気になります。

全体的にシンプルでいながらも力強さを感じる「ANTITHESE」のPVを是非ご覧になってみてくださいね♪

「ANTITHESE」は2パターンのCDタイプで販売されました。

「完全初回生産限定盤」と「期間限定生産盤」の2種類です。

「完全初回生産限定盤」にはカップリング曲の「ケミカルZOO」が収録されています。

「期間限定生産盤」では「ANTITHESE」のみの収録になっています。